要請番号(JL02617B07)
募集終了
2代目
・2018/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会連帯省
2)配属機関名(日本語)
アガぺろう学校
NGO
3)任地( ディリ ) JICA事務所の所在地( ディリ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は2002年にフィリピン人牧師夫妻によって当初は英語学校として設立された。2003年に幼稚舎、2004年にろう学校を開設。現在は10名の職員の元で、5-58歳までのろうあ者約80名(男女比6:4)が学んでいる。当国における社会的弱者支援はまだ未発達で、公的施設は存在しておらず、国内唯一のろう学校として社会連帯省と障害者協会から財政支援を受けている。生徒は全土から集まり、首都の親戚等の家に滞在しながら通学している。
2017年度の年間予算総額は約70,000米ドル。 団体WEBサイト http://agapeschoolforthedeaf.com/
【要請概要】
1)要請理由・背景
授業は午前(8:30-11:30)と午後(14:00-16:00)に分かれて実施され、読み書き、アメリカ手話(ASL)、数学、生活に関する講座、PCスキル、スポーツ指導を行っている。授業料は無料。スポーツ指導は2012年から本格化し、通常の指導に加え、国際的な大会の参加に向けた指導にも積極的。しかしながらスポーツを専門とする職員はおらず、より適切な指導を行うことを目指して本要請に至った。
2015年に当国の他の障害者支援団体に配属されていた青年海外協力隊が余暇を利用してバドミントンを指導したことがきっかけとなって協力が始まり、現在は初代隊員が活動中。
2015年には台湾で開かれた第4回Asia Pacific Deaf Game(3年に一度開催されている)のバドミントン種目に4名が参加。
※配属前にろうあ者スポーツイベントなどに参加してみることをおすすめします。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
隊員が得意とする競技などを考慮して、配属後に具体的な活動を調整する。
1.同僚と共に体育授業(スポーツプログラム)を行う(対象はろうあ者で、現在は毎日曜日ごとに違った種目を指導)。
(これまでに実施した種目はテニス、バドミントン、陸上、フットサル、水泳、卓球等で、国際大会に向けた指導も含む。)
2.体育授業(スポーツプログラム)に対する改善に向けた提案を行う。
3.団体のスポーツ指導担当者(ろうあ者、健常者)と指導法などを共有する。
4.その他団体の行う啓発活動や、ほかのプログラムの実施をサポートする(可能であれば)。
※活動は月-金(8:30-16:00)であるが、興味があれば毎週行っている日曜日のミサに参加することも可能。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
各種スポーツ用品、グラウンド、プールや体育館などのスポーツ施設(外部)
※配属先でボランティアに対する手話学習をサポート
4)配属先同僚及び活動対象者
代表者:50代牧師、教育プログラム担当:40代女性(経験10年超+看護師資格所持)
スポーツ担当者:30代男性2名。
その他6名のろうあ者講師(卒業生)が各指導教科を分担して担当。
現在国際大会に向けてフットサルを練習中。
※配属先でのコミュニケーションは、英語、現地語(テトゥン語)、手話。
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(保健体育))
[性別]:(男性) 備考:配属先の要望
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・2年程度のスポーツ指導経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
活動及び生活言語は主に現地語(テトゥン語)となり、赴任後に学習する。
特別支援教育経験者が望ましい。自身の競技経験、子供に対する指導経験などがあるとなお良い。