2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02617B09)
募集終了

国名
東ティモール
職種コード 職種
H103 歯科衛生士
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3
ヘルスセンターにある歯科用イス バウカウ市民のプール バウカウの美しい海

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

バウカウ県保健局

3)任地( バウカウ県バウカウ ) JICA事務所の所在地( ディリ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

当国第二の都市にある同局は保健省の管轄下にあり、感染症、非感染症、母子保健、健康教育増進、薬剤、疫学調査の6つの課がある。当局が管轄する県内6地区には50の村があり、全体で10の保健センター(CHC)と28のヘルスポストが配置されている。県全体の医療従事者には、医師(82名)・看護師(80名)・助産師(60名)・歯科医(1名)・歯科看護師(4名)・臨床検査技師(6名)・薬剤師(10名)等がおり、県内住民約12万人の健康を支えている。
同県への青年海外協力隊(JV)派遣は2014年の病院派遣(薬剤師JV)に始まり、現在理学療法士JVが病院にて活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同県には2016年に改築された病院のほか、ヘルスセンターが10箇所、ヘルスポストが28箇所に配置されている。当国における医療水準は極めて低く、十分に知識・経験を積んだ医療従事者の不足、医療機器の未整備、医療物資の未入荷等、課題は山積みである。
歯科分野においては、同県に外国人歯科医1名と歯科治療を行う看護師が4名(うち市内に2名病院と保健局に)配置されているのみである。更に健康や歯科のケアに関する知識が住民に不足しており、食事代わりにおやつを食べる子供も多く歯を磨く習慣がほとんどない。節約のため歯ブラシを家族で共有する習慣もある。そのため子供の虫歯が急速に増えている。県民の、特に若年層における歯科予防知識の普及は重要な課題であり、学校巡回等による歯科予防に貢献できる隊員が求められている。(県内に200校ある学校のうち、徒歩圏内にある小学校・幼稚園を巡回する。)

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.徒歩・市内バスで通える圏内にある小学校・幼稚園(約30校)において、歯科予防とケアに関する巡回指導を行う。
2.活動上必要となる啓発教材・資料を同僚と共に作成する。(保健省健康促進課でも啓発資料を保管・更新・作成しており、連携が期待される。)
3.このほか、歯科に関するデータ収集・分析、教員、スタッフ、保健ボランティアや母親に対する研修実施など、自身の経験・知識を生かしながら住民の虫歯予防やケアに関する効率的・効果的な活動を配属先と相談しながら計画・実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

保健省作成の啓発媒体(ポスター)、机、椅子、コピー機、プリンター、プロジェクターなど

4)配属先同僚及び活動対象者

・保健局長 (男性、50代)、職員9名
うちCP2名(歯科看護師:40代男性、海外で歯科を学ぶ/健康増進担当:30代男性、公衆衛生、経験14年)

・関係者:インドネシア人歯科医1名(病院の患者数1日約15人)、ヘルスセンター職員44名、保健ボランティア (市内11村、各村5名、小中卒)

5)活動使用言語

インドネシア語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・歯科衛生士/歯科医/歯科助手など

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(23~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

南国の自然の魅力溢れる21世紀初の独立国で、健やかな未来を現地の人と共に作りませんか?
実際の活動言語はテトゥン語であり、任地到着後に学習します。