2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02618A16)
募集終了

国名
東ティモール
職種コード 職種
F113 マーケティング
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2019/1
ディリ市内

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

ヒアム・ヘルス
NGO

3)任地( ディリ県ディリ市 ) JICA事務所の所在地( ディリ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

「共に助け合おう」の現地語名称をもつこの組織は、独立後の2003年に国立病院内に設立。2009年まで入院中の栄養不良時の親に向けた健康・栄養教育に携わる。2010年に移転後は、当国初の5歳未満の栄養不良児のリハビリとその母親を対象とした教育センターを開設したり、家庭菜園の研修を87のコミュニティへ「栄養菜園」支援を行った。栄養ある農作物作りに関わる研修を農業水産省との連携で全国で行った。海外ドナー支援も多数あり、精力的に活動を展開中。2015年には社会起業化を目指しモリンガ栽培を開始、国内の栄養改善に役立てると共に、輸出による安定した資金を得る糧とする計画がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

東ティモールは世界でも栄養不良児・低栄養児が多い国の1つで、栄養ある食の普及を政府やドナーが連携して支援している。同組織はドナーに依存せず自立した活動が継続できるように、広大な畑でモリンガ栽培を開始。ボボナロ県の女性グループを対象に行っているモリンガ栽培とあわせて、国内・海外に向けたマーケティングが今後必要となるが、マーケティングの知識・経験をもつ人材が不足している。また組織が年々拡大・発展している中、多数のドナーとの連携があり、スタッフの育成が重要な課題となっている。
経営・ビジネスを学んだ日本の若者と共に働くことで、スタッフが外国人の価値観やセンスを取り入れ、視野を広げ、更なる発展・展開に即した人材となることを期待している。活発なコミュニケーションとアイディア溢れる人材が求められている。 ※組織内での使用言語は英語であり、また多数のドナーとの連携上、英語での報告書作成を行う必要あり。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

・スーパーフードと言われるモリンガの販路開拓に関わるマーケティング戦略(ビジネスプラン)作り。このほか、魅力的なパッケージ・デザイン等、必要な支援を行う。
・組織の要となるスタッフに向けた実践的なサポート を行う。(ドナー対応のあり方、プログラム管理、企画書作り、ニーズ調査、組織/事業マネジメント、小規模ビジネス、マーケティング、コスト計算等、組織に必要とされる経営・ビジネスの理論と実践は何でも歓迎。)
・ドナーから支援を受けている各プログラムのマネジメント(スタッフが管理できるようになるようにサポートを行う)
※このほか、必要と思われる活動を、配属先関係者と共に話し合い、実施・支援する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務室、4へクタールの土地(モリンガ栽培用)、モリンガサンプル(乾燥葉、粉の2種類、各100g)とレシピ(おかゆなど)

4)配属先同僚及び活動対象者

全職員26名
・所長(女性、創設者)、副所長(30代男性、看護師)
・栄養マネージャー(30代、公衆衛生卒)
・農業マネージャー(30代、農業経済卒)
・9名のトレーナー育成講師(公衆衛生5名、農業系4名)
・アドバイザー(オーストラリア人女性、60代、2004年以来の関わり)

5)活動使用言語

その他

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:A)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:理論的な指導が人材育成に必要

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:スタッフへの人材育成のため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(23~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

活動や生活では習得が容易なテトゥン語を使用する。