要請番号(JL02620A08)
募集終了
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
アイナロ県保健局
3)任地( アイナロ県アイナロ ) JICA事務所の所在地( ディリ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
アイナロ県にはマウベシに総合病院があり、各4郡にコミュニティヘルスセンター(CHC)があり、複数の村にはヘルスポスト(HP)が設置されている。保健局はこれらを統括し、プライマリーヘルスケア(PHC)を推進する機能をもつ。郡のヘルスセンターはクリニックとも呼ばれ、外国人医師等の医療関係者が移動診療なども行う中で、住民の健康を支えている。国内数県の保健局に公衆衛生(予防)や妊産婦などへの栄養改善支援を行う隊員を派遣中しているほか、同県ではマウベシ郡ヘルスセンターに隊員を派遣しており、SISCa(移動診療)プログラム等を通した患者への健康促進)を支援している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国における医療水準は極めて低く、十分に知識・経験を積んだ医療従事者の不足、医療機器の未整備、継続的な医療物資の未入荷など、課題は山積みである。そんな中で疾病の予防対策は重要な課題であり、保健省に集まるデータを分析し、コミュニティに対する各種ヘルスプロモーション活動(国・保健局レベルが実施する活動のほか、郡レベルで実施する移動診療プログラムを通した住民への健康促進)を支援できる隊員の要請があった。
これらの活動により、目標達成数値に近づけ、保健局とCHCが行うサービスが改善されることが期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.保健局にて、同僚とともに県内4郡のデータ収集・分析、モニタリング・評価を行い、健康情報の発信をしていく中で県内のPHC促進につなげる。
2.CHCにて、SISCaのチームが診療を行う傍ら、住民にビデオ等のツールを用いて効果的な予防・教育を行う。 またCHCを訪れる母親や一般住民に対し、必要な予防教育を行う。
3.同僚と協働する中で、知識・経験・アイディアを共有し、局の年間計画策定や業務改善を支援・助言する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
CHCのSISCa専用車両
保健省や隊員が作成したビデオ教材等をヘルスプロモーションに関わる隊員の多くが利用している
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・県保健局:保健局長(50代男性)、コーディネーター(医師など、30代)、母子保健担当(助産師、40代)
・CHC同僚:SISCaチーム(医師、助産師などグループに分かれて各村を担当)
活動対象者:住民(母親等)
5)活動使用言語
テトゥン語
6)生活使用言語
テトゥン語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(保健師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:配属先からの要望による
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(23~27℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
田舎暮らしを楽しめる人。疾病は、時期・地域により疾病が異なることに留意する必要がある。