要請番号(JL02620A25)
募集終了
2代目
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
ウマ イタ ニアン クリニック
3)任地( アイレウ県アイレウビラ ) JICA事務所の所在地( ディリ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1993年に地域住民(特に障害児・者)の健康とリハビリを促進させるべく、カトリック団体により設立された。主に①地域密着型リハビリテーション(CBR)による障害者支援、?移動診療、?クリニックでの外来患者対応、④5才以下の栄養不良児への支援、?健康教育(8学校7村)、⑥デイケアサ-ビス、?生計向上のための工房、⑧村のCBRワーカー育成など、多岐にわたるプログラムを展開している、ドイツにあるカトリック系団体からの援助で成り立っている。年間予算は1千万円程度。韓国人修道女がアドバイザーとして在籍していることもある。就業日・時間は、月~金/8:30~13:30。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国では、障害者は国民の4.6%ほどといわれ、アイレウ県の人口45,000人中、約2,000人に障害があると考えられてる。現在の管轄地域では160名程度の障害者が認識されてリハビリにあたっているが、人手・能力不足により、十分にケアが行き届いているとはいえない。週2回、巡回やCBRで村・家庭を訪問。リハビリサービスを提供する傍ら、地域のボランティアや家族にもリハビリ指導をしている。同団体の理学療法担当者は、隣国で理学療法に関する訓練を受けており経験も長いが、国内では正式な資格はなく、正確なアセスメントや十分な指導はまだできない状況である。住民へのより充実したサービス提供と、同僚や住民ボランティアの能力向上のため、隊員が派遣されたばかりで、引き続き協力が求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. クリニックおよびCBRにおいて、同僚の理学療法士と共に、地域の障害のある人に対してリハビリを行う。
2. 日々リハビリ活動を行う中で、同僚や住民ボランティアに対する技術の共有を行う。また彼らの要望を聞きながら、必要に応じて勉強会を行い、自身の知識・技術を伝授する。
3. CBRチームと巡回し、障害者の発見・アセスメント・リハビリ・フォローの過程を同僚や住民ボランティアと協力して行う。
4. その他、見出した課題について、同僚・配属先と協力し合いながら、クリニックの内容を充実・向上させる。
※月・金はデイケア、火・木はホームビジット、水曜はCBRを実施中。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
理学療法室(ベーシックな器具あり)、車いす、平行棒、小児用起立台、ベッドなど。
※CBRで訪問する近隣地域にも、小児用起立台、ベッドあり
4)配属先同僚及び活動対象者
・スタッフ18名(男女20-50代、高/大卒、経験1-22年)
所長:50代女性/高卒
・活動対象住民約160名
・契約している住民ボランティア各村1名(全15名)
5)活動使用言語
テトゥン語
6)生活使用言語
テトゥン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚へ技術を伝授するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(16~27℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
首都からは乗り合いトラックであり、巡回が頻繁にあることから、体力がある程度ある人材が求められている。