2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02620A30)
募集終了

国名
東ティモール
職種コード 職種
I103 福祉用具
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

社会連帯社会一体省

2)配属機関名(日本語)

ナショナルリハビリテーションセンター

3)任地( ディリ県ディリ ) JICA事務所の所在地( ディリ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

2005年にNGOとして設立、2013年に国の組織となった。当国唯一のリハビリテーションセンターで10部門から成る。義肢装具と車いす等の提供、理学療法と作業療法によるリハビリテーションが可能である。2010年にはCBR部門が導入され、障害者がコミュニティの中で暮らしやすい支援を目指している。2014年からは地方への訪問診療が始まり、全土の障害者へのリハビリテーション提供を目標としている。協力隊派遣は2013年に始まり、これまで2代の義肢装具士(福祉用具)、2代の作業療法士、2代の理学療法士が派遣され、現在言語聴覚士が活動中である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

義肢装具士を中心に、義肢装具の製作、利用者への適合、歩行練習を行っている。過去2代のJVが新たに導入する材料の選定や、アシスタントへの製作プロセス、適合技術を教えてきたが、これらの定着には時間がかかるため、継続派遣が求められている。インドネシアから資格を得た技術者が今後戻ってくる予定であるが、彼らとアシスタントにJVの持つ経験を共有し、彼らの技術向上が患者側の満足につながることを目指したい。このほか、地方在住者のため、3ヶ月ごとを目安に地域を選定しチームを組んで出張しているが、あまり効率的な作業ができているとは言えず、より多くの障害者を適切に効率的に支援できることが必要とされている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

首都にあるセンターでの活動に加えて、アウトリーチ(地方出張)を行う中で、以下のような活動を支援する 。
1. 同僚・アシスタントとともに働くなかで、製作プロセス、適合技術を伝える
2. 同国理学療法士と協力し、義肢装具ユーザーに対し適合チェック、指導を行う
3. 製作環境を改善するための助言を行う(機材のメンテナンス、材料の選定など)
4. アウトリーチを行う。1度目の出張で採型・計測を行い、採型したモデルやデータをセンターへ持ち帰り、義肢装具を製作。2度目の出張で適合判定、利用方法の説明を行う。その後、引き続き定期的に同地方を訪問し、修理の必要可否等の確認を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

・機材設備:吸引機、ドリル、ミシン、石膏部屋、義肢・装具製作機材一式(オーブン、カービングマシーン、ボール盤等)、材料はPP(5,4,3mm)とEVA(12,6,3mm)

4)配属先同僚及び活動対象者

・所長女性1名、副所長男性2名(総務、リハビリ部門長)
・義肢装具士:インドネシアから帰国予定(2018年-2019年3名、2020年1名)
・製作技術者(アシスタント)4名(20-40代)
※資格取得のため海外渡航の可能性あり
・活動対象:5-6名/日(採寸・採型/適合チェック)

5)活動使用言語

テトゥン語

6)生活使用言語

テトゥン語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(義肢装具士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚を指導する立場であるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(23~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】