要請番号(JL02716B08)
募集終了
・2017/1 ・2017/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ゲアン省人民委員会
2)配属機関名(日本語)
ゲアン省リプロダクティブヘルスケアセンター
3)任地( ゲアン省ビン市 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同センターは、リプロダクティブヘルス(以下RH)に関する医療サービス提供機関として1975年に設立された。妊婦健診科、男性科、青少年科、総務部等、7科2部に、医師20名、助産師と看護師40名、検査技師14名、総務20名の総職員94名が所属する。妊産婦と新生児のケア、分娩/中絶/不妊治療、感染症予防と治療、家族計画の指導等を実施している。1日平均200名の外来利用者に加え、約30名の入院患者を受け入れている。2009年までJICA技術協力プロジェクトの実施機関となり、地域のRHケアの質の改善が図られた。現在も省内のコミューンにあるヘルスセンターへ月2~3回巡回指導を行っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
2009年まで実施された技術協力プロジェクトに参加したスタッフは、これまで質の高い医療サービスを実現してきた。しかし職員の入れ替わりにより、経験・技術の浅いスタッフの割合が増加するとともに、利用者からの満足度が低下してきた。センター長を初めとした運営陣は、利用者ケアの質の向上を図ろうとしてきたが、画期的な対策が取れていない状況である。
JVには、母乳マッサージや栄養指導方法の紹介、衛生管理/5Sといった知識・技術面の協力が求められている。さらに、手洗いや整理整頓の心がけや利用者に対する丁寧な説明や声かけといった働く姿勢をみせることで、若いスタッフのサービスを改善する促進効果が期待されている。約10年前に日本で研修に参加した40代の助産師をカウンターパートとし、彼女等と力を合わせ、20~30代の看護師や助産師20名に対し、指導ができるJVが求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
現状把握の後、配属先一員として以下の活動のうち、可能なものから実施する。
1.妊婦健診と保健指導に対して協力する。
2.週1度10~20名の妊婦や家族に対し母親学級を実施する。
3.妊婦健診科を中心に衛生管理/5S指導を行う。
4.上記の活動を通し、患者に寄り添う姿勢を20~30代の同僚に学んでもらう。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
超音波ドップラー、血圧計、体重計、身長計
4)配属先同僚及び活動対象者
センター長(産科医師/男性/50代)
C/P2名(助産師/女性/40代/経験20年/短大卒)
同僚20名(看護師・助産師/女性/20代/経験3~4年/専門学校卒)
5)活動使用言語
ベトナム語
6)生活使用言語
ベトナム語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(助産師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:応用力が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は、センター内の宿舎が提供される予定。