要請番号(JL02717B03)
募集終了
・2018/1 ・2018/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ベンチェ省人民委員会
2)配属機関名(日本語)
ベンチェ省先端技術応用農業センター
3)任地( ベンチェ省チャウタイン郡 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同センターは、ベトナム南部メコンデルタ地帯、メコン川下流の巨大な三角洲から構成されている省に位置し、汽水域を含む同省の環境に応じた先端技術の農業分野への応用を目的として、同省人民委員会農業農村開発局傘下の機関として1993年に設立された。先端的農業分野における科学的調査・分析、研究、試験生産、先端的モデル農場等の設立、農家への技術移転、農畜水産物に関する新品種の生産、人材育成のための訓練等を事業内容とし、果樹・野菜、畜産、水産の3課からなり、総職員数は49名。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国ではここ数年、「食の安全」に対する懸念が広がっており、農産物に関しても、農薬や化学肥料の使用量が増大かつ明確ではない野菜と比較して、安全野菜や有機野菜の需要が高まっている。しかしながら、ベンチェ省の一般的な農家においては、知識や経験、また作業に手間がかかることから、安全野菜の普及はあまり進んでおらず、また、有機栽培も同様である。配属先は、安全野菜や有機栽培を一般農家に普及すべく、まずはセンター内の農地にて試験的な栽培を開始した。しかしながら収穫されたものは試作品の域を出ず、成功しているとは言い難い。そのため、安全野菜栽培や有機栽培技術を持つ青年海外協力隊(JV)の派遣が要請された。JVは同僚とともにセンター内の農地を利用して、必要最小限の化学肥料や農薬を使用した安全野菜栽培や有機栽培に取り組み、その手法の確立を支援する。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚とともに以下の活動に取り組む。
1.一般的な農家の栽培方法の把握。
2.上記における課題の抽出および改善案の検討。
3.センター内の農地を利用して、安全野菜栽培、有機野菜栽培を行う。
栽培品種:トマト、ゴーヤ、レタス、マスタードグリーン等
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
試験圃場、一般的な農機具
4)配属先同僚及び活動対象者
技術スタッフ6名:20-30代/大卒-修士
その他、地元農家とも協働予定。
5)活動使用言語
ベトナム語
6)生活使用言語
ベトナム語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(修士)農学 備考:専門知識が必要なため
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
単車(小型自動二輪免許が必要)
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)