2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02717B04)
募集終了

国名
ベトナム
職種コード 職種
F113 マーケティング
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1 ・2018/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

カントー市人民委員会

2)配属機関名(日本語)

カントー農業農村開発局(農業普及センター)

3)任地( カントー市 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

市内の農業政策を担当する農業農村開発局は、農家に対して農業に関する技術指導や農産物の販売支援など、農業振興を担当しており、農業普及センターの職員は34名、年間予算は約500万円である。同省における2017-2020年の農業振興計画の中で、市内の102の小グループのうち15を選定し、セミナー開催、実地指導、モニタリングを行い、作物のブランディング化促進を実施する予定である。農業普及センター事務所は、同局建屋に設置されている。過去には国際連合食糧農業機関(FAO)からの支援を受け、現在は国際稲研究所(IRRI)から支援を受けている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

メコンデルタ最大の都市であるカントー市は、土地や気候条件により稲作、果樹栽培や養殖などが盛んであり、一定の品質のものが生産され、国内へ流通している。アジアなどの一部地域へも輸出されているが、海外企業の名で流通しており、カントー産としての知名度は低い状況である。生産農家は流通に関する知識が乏しく、市場を意識した生産ができていない。また、指導する立場である配属先も、市場に関する知識や経験を十分に持つ人材がおらず、農産物の市場拡大のため企業に対してPRし流通促進を行っているものの、成果は出ていない。まずは、小規模な成功事例を積み重ねることが重要であると認識しており、選定された小グループを巡回し指導にあたる計画がある。そこで、配属先スタッフと協力し、生産農家に対し農産物の流通・販売・ブランディング化促進を支援できる青年海外協力隊が要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先スタッフと協力して、カントー市の農産物に関して以下の活動に取り組む。
1. 地元農産物の品質及び、国内市場の現状の調査や把握をする。
2. 生産農家の流通販売知識の普及と能力向上への支援をする。
3. 日本を含めた国外市場進出のための品質や規格に関する情報提供を行う。
4. 販路拡大に向けた広報・イベントやブランディング化活動への支援をする。
5. 上記活動を通して、配属先スタッフのマーケティング能力向上に取り組む。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務室、デスクトップPC、プリンター

4)配属先同僚及び活動対象者

局長(男性/50代)
副局長(女性/40代)
センター長(男性/40代/栽培専攻/学士/経験31年)
副センター長(男性/40代/経済専攻/学士/経験17年)
センター職員(男性7名、女性6名/20-40代/栽培専攻など/修士、学士/経験1-23年)

5)活動使用言語

ベトナム語

6)生活使用言語

ベトナム語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚と学歴レベルに合わせるため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:要請内容の遂行には必要

[参考情報]:

 ・市場や流通に関する知識

任地での乗物利用の必要性

単車(小型自動二輪免許が必要)

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

FAO:Food and Agriculture Organization of United Nationas
IRRI:International Rice Research Institute