2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02720A02)
募集終了

国名
ベトナム
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1
職場と町の中心部 観光資源でもある段々畑のある山並み 現地でよくみられる高床式住居

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

イエンバイ省人民委員会

2)配属機関名(日本語)

ムーカンチャイ郡人民委員会

3)任地( イエンバイ省ムーカンチャイ郡 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

イエンバイ省ムーカンチャイ郡はベトナム北部山岳地帯にあり、省都イエンバイ市から北西に約200キロ、一つの町と13の村からなり、人口は約6万2千人である。少数民族が多く暮らしており、その9割がモン族、残りはタイ族とキン族である。配属先は、ムーカンチャイ郡人民委員会となり、文化情報室に籍を置き活動に取り組む予定である。文化情報室は、ムーカンチャイ郡内における文化・スポーツ・家族及び観光促進関連業務等を担当している。ムーカンチャイ郡の棚田は、2007年に国家名勝地に指定されており、2019年度1月から9月までの観光客数は約25万人、その内外国人は約4千人であった。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ムーカンチャイ郡では、2014年ころより情報通信端末とSNSの普及拡大に伴い風光明媚な棚田の美しさがベトナム国内に知られるようになった。これ以前は、知名度の低い一農村であったが、近年の知名度上昇に伴い観光客が訪れだし、地元農家の中にはホームステイに取り組み始めた者もいる。今後、観光地として発展の可能性があるが、棚田見学以外の地域資源の開発は遅れている。これを機に地元行政は、棚田見学以外の地域資源を活かしたコミュニティ観光関連商品の開発や、地元織物グループ等の商品開発を促進し地元農家の収入向上に取り組むため今回の隊員派遣要請があった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

隊員は、配属先同僚及び地元グループ等と共に以下の活動に取り組み地元農家の収入向上を支援する。
1.地域の現状を調査し、地元の魅力活用策を検討し可能なものから実践する。
2.織物等地元グループによる土産商品開発に取り組む。
3.観光商品化されていない魅力を調査し、商品化に取り組む。
4.可能な限り地元観光に関する情報発信と、旅行会社との関係構築に取り組む。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

イス、机、コピー機、一般事務機器

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:副室長(男性/30代/大卒/経験1年)
同僚2名(男女各1名/30代/大卒/経験~3年)
※文化室に限らず他職員とも必要に応じ協働する

活動対象者:ホームステイ実施家庭や織物グループなどの地元農家

5)活動使用言語

ベトナム語

6)生活使用言語

ベトナム語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚と学歴程度を合わせるため

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・販促やマーケティングや商品開発の経験

任地での乗物利用の必要性

単車小型自動二輪免許が必要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・活動上、販促、マーケティングや商品開発等の業務経験が3年以上必要。
・住居は現地で一般的な高床式住居のホームステイになる。