2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02720A04)
募集終了

国名
ベトナム
職種コード 職種
D231 電気・電子設備
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1
実習用機器1 実習室 郊外は風力発電で有名

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

ニントゥアン省人民委員会

2)配属機関名(日本語)

ニントゥアン省職業短期大学

3)任地( ニントゥアン省ファンラン・タップチャム市 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 3.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、2001年に職業訓練校として設立され、2012年に短期大学へと格上げされた。3つのキャンパスを有し、短大コース(3年)、専門技術者コース(2年)、初級コースがある。電気・電子・IT学部、機械・自動車学部、建設学部等、6つの学部で構成され、2,500名の生徒が在籍、ニントゥアン省の教育訓練を担う中核の存在である。ドイツのプロジェクト(2008年~)が実施中であり、現在は再生可能エネルギー研修所を建設中、KOICAのボランティア(2007年~)も派遣実績がある。日本の草の根技術協力プロジェクトも建築分野で実施中であり(2019年~)、短期での専門家が定期的に派遣される。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ベトナムでは2020年以降、早期の工業化を国家目標と掲げており、産業競争力の強化に取り組んでいる。特に機械加工、電気、電子分野等の製造業を支える質の高い人材の育成が急務とされている。配属先は南部地域の技術者育成において重要な役割を担っており、卒業生の就職率は80パーセント以上にも達する。一方で、工場のオートメーション化といった近代化も進んでおり、このような現場への就職を想定した実習も期待されている(実習は授業数全体の7割を占める)。過去には、工場オートメーションのための実習用機材が国際機関から寄付されたが、十分に使いこなせていない状況にあり、実践的な実習を提供するために、JV要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先同僚と協力して以下の活動に取り組む
1.電気・電子・IT学部で用いている、実習用機材(主にPLC)活用の支援。特に、就職に向けた実践的な実習への見直しが必要とされる。
2.ニントゥアン省の農水産業の効率化を促進するような、PLCを用いた学生の実習課題や卒業制作等への支援(過去には、窓の開閉や日よけを自動制御し室温を一定に保つ温室模型や、養殖池の水位を一定に保つ揚水ポンプ等が試作された)。
3.学校内の5S活動推進に向けた助言(必要に応じて、他国際機関の専門家・ボランティアとの協働となる)。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

実習用PLC(SIEMENS社製SIMATIC S7-1200、LOGO V8、S7-300、MICROMASTER 420、HMI等)、モーター、ベルトコンベア、インバーター等付属機器、測定機器一式

4)配属先同僚及び活動対象者

機械学科長:50代/男性/修士
電気・電子・IT学部講師(22名:男性17名、女性5名:修士レベル15名:経験7~21年:平均年齢38才)のうち、PLC関連教師は5名

5)活動使用言語

ベトナム語

6)生活使用言語

ベトナム語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)電気・電子 備考:同僚とのバランス上、必要

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実践的な指導のため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居は、学校敷地内の寮になる見込み