要請番号(JL02720A19)
募集終了
2代目
・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育訓練省
2)配属機関名(日本語)
ホーチミン市オープン大学
3)任地( ホーチミン市 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同大学は1990年に設立され、学習機会の提供、自主性の向上、社会発展へ貢献する人材育成を教育理念とし、外国語学部、法律学部、生物理工学部、経営管理学部、IT学部など9学部、7つのキャンパスを有している。学生の人数増加と教育訓練省からの評価に伴い2006年に国立の総合大学に編成され、正規、夜間、通信教育、大学院の課程があり、現在総学生数は約14000名、教師数は約480名である。独立採算制であり、日本語学科は外国語学部に属しており、2007年9月から日本語教育が開始された。東北福祉大学と国際交流協定を締結し、学生・教職員交流を実施している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同大学では日本語学科への入学希望者が年々増加しており、卒業時の目標レベルはN3である。卒業生の進路は、日本留学や日系企業就職が主であり、最近では技能実習生の送出機関への就職も増えている。現地教師は文法や読解を主にに教えており、会話や作文授業の経験が不足しているため、チームティーチングや勉強会などを実施し、教員の教授能力を向上できるJICA海外協力隊員が要請された。学生への直接指導を行いながら、日本理解を促進させ、自主的に物事が考えられる学生の育成支援も期待されている。初代SVは2019年3月までの任期で、日系企業への就職が有利になるよう、コミュニケーション能力、正確な作文力の向上を目標に掲げ活動した。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
隊員は配属先上司、同僚と共に以下の活動に取り組むことで大学の日本語人材の育成を支援する。
1. 学生への直接授業(主に会話と作文を予定。担当授業数は一コマ50分、週15コマ前後を想定)
2. 同僚教師の日本語運用能力、日本語教授能力向上支援(教科書使用方法や副教材選定や授業支援など)
3. 日本文化理解促進のため、イベントや学外活動の実施を支援
※今後、数年度内に主な教科書を『できる日本語』へと移行したい希望がある。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
日本語指導教材『みんなの日本語I、II』、『テーマ別中級』、『できる日本語』
コピー機、プロジェクター、文房具などの一般事務機器、図書館、日本語教師準備室
4)配属先同僚及び活動対象者
日本語学科長(女性/30代/学士/経験11年/N2/2ヶ月訪日研修)
同僚教師(女性3名:30-40代/経験9-13年/N2/2-4ヶ月訪日研修)
非常勤教師(男性4名・女性2名:20-60代/経験3-23年)
非常勤日本人教師3名
学生:約500名
5)活動使用言語
ベトナム語
6)生活使用言語
ベトナム語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚の学歴レベルに合わせるため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚教師への支援のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
外国語学部キャンパス:371 Nguyen Kiem, Quan Go Vap 3学期制(9-12月、1-5月、6-8月)、長期休暇は旧正月休み(1or2月)と6月の夏休み。