要請番号(JL03017A10)
募集終了
・2017/3 ・2017/4 ・2018/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会福祉救済復興省
2)配属機関名(日本語)
マンダレー少年訓練学校
3)任地( マンダレー ) JICA事務所の所在地( ヤンゴン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、社会的に恵まれない境遇の少年の保護、非行防止、更生を目的として1963年に開設された。主に窃盗などの罪に問われた少年が社会復帰に向けた訓練を受ける学校で、同様の施設は全国8か所にある。一時的に保護されている若年(4ー10歳)のストリートチルドレンも含め、10ー18歳の少年が約250名収容されている。小中高校の主要教科授業と理容、洋裁、園芸、手工芸などの職業訓練、スポーツなどのレクリエーションが行われている。訓練や授業は仏教僧院、NGOや地元ボランティアなどの支援を受け実施している。ヤンゴンの系列学校では、韓国国際協力団のボランティアが活動している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では、地域のボランティアや外部の研修を受けた職員が職業訓練を生徒に対して実施しているが、職員の技術不足、外部講師の不在などが原因で訓練の内容や頻度は不安定である。そのため、生徒の更生効果が薄れないように、生徒の興味を引くような訓練やレクリエーションの導入とその充実が望まれている。また、コミュニティに対して、少年の非行防止を訴えるために、アドボカシー活動やワークショップ開催など、多くの政府機関を巻き込んで実施する計画がある。これらの問題を解決し、コミュニティの協力を得ながら学校の訓練を活性化するためにJICAボランティアの協力が要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
生徒に対し、現地職員とともに以下の活動を行う。
1.レクリエーションの導入と充実に向けた取り組みを行う。
2.現地のリソースを活用し、生徒たちにとって魅力があり、内容が充実した職業訓練が実施されるよう支援を行う。
3.配属先が地域を対象に実施する少年非行防止啓発活動の内容充実にむけた支援を行う。
4.可能な範囲で生徒たちの再発防止の取り組みやカウンセリング等を実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし
4)配属先同僚及び活動対象者
職員19名 男性8名、女性11名 このうちカウンセリングの訓練を受け、ソーシャルワーカーとして10名が勤務している。年齢層は20代から50代。
看護師 1名
地元ボランティア講師(非常勤) 数名
5)活動使用言語
ミャンマー語
6)生活使用言語
ミャンマー語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:男子校であるため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(13.4~38.4℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
任国の査証手続きにより、他国の同じ隊次より赴任時期が遅れる。