【配属機関概要】

3）任地（ ヤンゴン市 ） JICA事務所の所在地（ ヤンゴン市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 徒歩 で 約 0.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先は国内港湾の整備・管理を所轄する政府機関である。かつては荷役施設の運用も直営で行っていたが、近年は大部分が民営化されており、規制監督が主業務となっている。
経済発展に伴い年々増大する運輸需要に応えるため、日本政府の無償資金協力により港湾EDIシステム(埠頭の割り当て、貨物の積み下ろしなどの情報を一元管理し、監督官庁・海運業者等の間で情報共有するシステム)の開発が進められ、2018年より稼働中。

【要請概要】

1）要請理由・背景

上述の港湾EDIシステムは、配属先である港湾局(ヤンゴン本部)内の機械室内にサーバー機器等が設置され、運用されている。日常的な運用保守は現地IT企業に委託しているが、その能力は十分でなく、障害発生時の原因の切り分けに時間を要している。また、今後ますます荷役量の増加が見込まれる中、システムの処理能力の拡大、全国ネットワーク化など、中長期的な情報化戦略のための助言も求められている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

同僚エンジニアと共に以下の業務にあたりつつ、同僚の能力向上を目指す。
・EDIシステムについて、障害原因の切り分け、応急対応を行う
・システムの運用状況をモニタリングし、改善を要する点があれば提案・対応する
・局内および港湾現場の状況を把握し、将来的なシステム改修計画について提言を行う

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

サーバー、LTOテープストレージ、各種ネットワーク機器(Cisco、Juniper)、Windows Server、Red Hat Enterprise、VMware vSphere 6、など

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚・活動対象者:
人事・国際部長(代理) 50代男性
ICT課 課長相当 40台女性(経済学専攻)
ICT課エンジニア 40代女性(IT専攻)
その他担当エンジニア、委託先社員

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

査証取得手続きのため赴任が他国より1か月程度遅れる。そのため、現職教員特別参加制度を利用する場合、派遣期間が短くなる場合がある。