要請番号(JL03020A24)
募集終了
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健・スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
スポーツ体育研究所、マンダレー
3)任地( マンダレー市 ) JICA事務所の所在地( ヤンゴン市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はエリート選手や指導者の育成、スポーツ研究を目的に2002年に設立された。約20種目に分かれた11-17歳の生徒(選手)約500名を対象に通年トレーニングを実施するとともに、地域のスポーツ団体コーチへの研修、小学校教員への体育研修などのコースも開設している。各種競技のコーチ100名、その他職員53名が所属。同様の研究所が全国に6か所ある。協力隊はは2017年に短期隊員(水泳)が派遣され、現在は長期隊員2名(柔道、バレーボール)が活動中。全寮制であるが、昼間は通常の学校に通うため、トレーニングは月~土曜日の早朝と夕方に計3時間程度行われる。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は、2年毎に開催される東南アジア大会に出場する将来の代表選手の育成を目指し、初心者の段階から指導を行っている。しかし、当国では小学校で体育の授業がほとんど行われておらず、約70%の選手は入学前に本格的なスポーツの経験がない。今後の国際大会等に向けて、さらなる選手育成が期待されているが、配属先コーチが新たな技術や指導法を学べる機会は限られており、選手たちの技術力向上を図るうえでの課題となっている。こうした状況の中、コーチの指導技術向上と選手の技術力向上のためにJICA海外協力隊による支援が求められ、本要請が提出された。配属先の流派は松濤館流。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚コーチと協力しながら、配属先の一員として以下の活動を行う。
1.選手の競技力向上(型・組手)のための技術指導を行う。
2.さまざまなトレーニング方法を紹介し、コーチの指導技術向上をサポートする。
3.トレーニングカリキュラムの立案・策定をサポートする。
4.その他配属先が必要とする支援を行う。
※各選手の担当競技は本人の希望ではなく、選抜結果等を元に配属先が指定する。よって選手のモチベーション維持も重要となる。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
空手道道場、各種トレーニング機器
4)配属先同僚及び活動対象者
校長:50代、男性
空手道コーチ2名:男性(40代、松濤館流3段)、女性 (40代)、指導経験約20年
指導対象選手28名:男女各14名
(競技レベルは日本の中高の部活程度)
5)活動使用言語
ミャンマー語
6)生活使用言語
ミャンマー語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(空手道三段)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験)3年以上 備考:コーチへのサポートも行うため
[参考情報]:
・流派は松濤館流
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(13.4~38.4℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
配属先敷地内の宿舎に居住する。任国の査証手続きにより、他の国の同じ隊次より赴任時期が遅れる。