要請番号(JL03316A02)
募集終了
・28/3 ・28/4 ・29/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
科学技術部
2)配属機関名(日本語)
内モンゴル自治区赤峰市アルホルチン旗牧畜業局
3)任地( 赤峰市アルホルチン旗 ) JICA事務所の所在地( 北京市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 7.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、草原課、牧草地経営管理課、家畜改良課、動物衛生管理所、動物疫病予防センター等の部署から成る。牧草地・農耕地の維持・管理や砂漠化防止、家畜飼育による経済発展、環境保護のための政策実施や民間企業・農牧民等の牧畜業関係者に対する技術・インフラ支援等が主な任務。職員数約180名。地理的にアクセスが困難であることから外部からの援助を受け難い状況であるが、日本とのパイプを持つ現地NGOからの技術的支援を仰ぎ、環境保全型農牧業の普及・定着を目的とした事業を展開中。また、数名の職員は過去にJICA本邦研修参加経験あり。
【要請概要】
1)要請理由・背景
アルホルチン旗は日本に最も近いホルチン砂漠(総面積約42,000平方キロメートル)の一部であり、人口の増加による過伐採、過放牧、過剰耕作や開発による地下水の汲み上げ等により、牧草地・農耕地の劣化(砂漠化)が大きな問題となっている。この地域の農牧民の多くは元来家畜の放牧(遊牧)を行なっていたが、破壊された生態系の回復や破壊防止を目的とした「生態移民」政策(放牧を行っていた農牧民を定住させ、放牧地の環境を改善することを狙いとした政策)や環境の変化により、生活様式の変更を強いられ、放牧飼育から畜舎飼育へと転換せざるをえない状況となった。それに伴い、畜舎飼育や飼料作物・経済作物栽培等の知識・技術不足や収入の低下といった問題が顕著となっているほか、土地への負荷が大きい定住型の生活スタイルにより、居住地域の環境破壊(砂漠化)を推し進める悪循環に陥っており、ボランティアの派遣要請がなされた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
ボランティアは、現地NGOと協力し、牧畜業関係者(農牧民、民間企業等)に対し、以下の活動を行う。
・牧草地・飼料地の土壌分析および土壌改良・肥料作りに関する技術的支援
・牧草(アルファルファ等)・トウモロコシ等の飼料作物栽培および牧草地の砂漠化防止に関する指導
・家畜(牛、羊)等に必要とされる新しい飼料作物栽培の導入支援
・サイレージ等飼料生産・貯蔵技術に関する技術支援
・土壌改良・肥料作り・飼料作物栽培等のワークショップ開催
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
土壌検査器、PC、プロジェクター等
4)配属先同僚及び活動対象者
牧畜業局草原課職員14名(男女各7名ずつ)
20~30代 3名
40~50代 11名
牧畜業関係者(農牧民、民間企業等)多数
5)活動使用言語
中国語
6)生活使用言語
中国語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:専門的な支援が求められているため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(亜寒帯冬季少雨気候) 気温:(-30~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)