2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04516B16)
募集終了

国名
モンゴル
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・文化・科学省

2)配属機関名(日本語)

サインシャンド第11幼稚園

3)任地( ドルノゴビ県サインシャンド ) JICA事務所の所在地( ウランバートル )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 鉄道 で 約 10.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

モンゴル南部、中国と国境を接するドルノゴビ県の中心地サインシャンドにある2015年10月に設立された幼稚園。園児数は176名(内障害児数は12名)、2~5歳児までの計7クラス。教師数は15名(内障害児担当教師2名)、その他の職員12名。年間予算は約1,350万円。過去に外国人ボランティアを受け入れた事は無い。障害児のコミュニケーション能力、社会性などの発達に介入しトレーニングを行い、コミュニケーション手段を持つことを目的として特別支援クラスが設けられた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

サインシャンド市内には登録されている障害児が54名いる。同園はサインシャンド市で障害児を受け入れる唯一の幼稚園である。同園は設立されて1年経っていないため、限定エリアの障害児しか受け入れてない。対象となる園児は肢体不自由(脳性麻痺)、知的障害などの重度障害を抱えている。特別支援クラスを担当する教師2名は専門的な教育を受けてないため、知識、情報レベルは低い。そのため適切に障害児を支援することが出来ていないなど課題も多いのが現状である。従って、現状を把握し、現場での必要な知識や指導法を共有・助言できるボランティアが求められ今回の要請となった。同僚の1人が同市の「障害児親の会」の会長のため、月に1回集まる会合に障害児を持つ親たちへの家庭ケアの指導なども期待されている。以前、看護師JV(2015年1月終了)のボランティアが親の会の会長とともに、障害児を持つ家庭へ訪問しリハビリのケアを実施していた。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 同僚に対して専門的な知識や園児に対する遊びの指導法及び障害児ケアに関する情報提供、助言を行う。
2. 同園の特別支援クラスでは園児が遊ぶ教材が不足しているため、身近なモノで遊び道具を作る方法を同僚に紹介する。
3. 同園の障害児の自立活動を支援し、保護者には遊びを通した療育法を助言する。
4. 課外活動として、同僚とともにサインシャンド市内の重度障害児の訪問療育を実施し、障害児ケアや教育への理解を促進する。
*ただ、課外活動については、配属先の現状を把握し活動が定着した後に、園長及び同僚と話し合ってから決める。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務室、机、椅子

4)配属先同僚及び活動対象者

園長(女性、40代)
C/P 同僚教師2名(女性、実務経験1年、平均年齢30~40代)
園児176名(内障害児12名)、2~5歳

5)活動使用言語

モンゴル語

6)生活使用言語

モンゴル語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づいた指導が必要

[参考情報]:

 ・幼児教育経験があると望ましい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可  無線)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】