2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04520A09)
募集終了

国名
モンゴル
職種コード 職種
H114 理学療法士
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

チンゲルテイ区病院

3)任地( ウランバートル市 ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

首都にある人口17万人を有するチンゲルテイ区を管轄する二次レベルの総合病院。ウランバートル市保健局管轄下にあり、傘下には家庭クリニックがある。病床数227床、リハビリ科、伝統治療科、内科、神経科、小児科、救急科、ICUの7科を設置。外来につき、2020年11月に新設される分院に移転予定がある。また、計画手術のみ受入れ、緊急手術は行っていない。年間予算3.3億円。現在、JICA技術協力「一次及び二次レベル医療施設従事者のための卒後研修強化プロジェクト」のモデル病院である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

モンゴルでは、運動不足や不適切な食生活に起因する肥満、生活習慣病、心血管系疾患、脳血管系疾患や事故等による外傷後遺症が増加している。近年、これら障害の発症が若年化しており、発症後の治療やリハビリに対する需要が拡大している。しかしながら、同国では理学療法士が2011年、作業療法士が2018年に新たに輩出されたばかりであり、経験豊富な人材が少なく、リハビリ人材の知識と技術の向上が喫緊の課題となっている。このような背景から、リハビリ関係者の知識と技術の向上、在宅ケア能力の向上を目的として、JICA海外協力隊が要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 同僚とともに、主に身体障害領域につき、個別評価に基づいた理学療法を行う。
2. 患者が継続してリハビリができるよう、患者とその家族に対し自宅での訓練について指導・助言する。
3. 在宅ケア関係者(家庭クリニック医師や看護師)に対し、日本の在宅ケアを紹介し、環境整備や手法、知識、技術等について助言する。
4. 市内の医療従事者や市内に派遣される保健医療福祉分野の隊員と情報共有し、多職種連携を図る。
*可能な範囲で、脳性麻痺等の発達障害領域(小児分野)のリハビリを行う
*マンパワーとしての活動が求められる場合がある

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

ベッド、平行棒、トレッドミル、エルゴメーター、鉄アレイ、ボール、車椅子、歩行器、ステップ等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:以下のリハビリ科医療従事者
科長(50代男性、医師)
理学療法士(20代女性、経験3年)
理学療法士(20代女性、経験4年)
理学療法士(20代女性、経験2年)
活動対象者:
同僚、家庭クリニック医師・看護師、患者とその家族

5)活動使用言語

モンゴル語

6)生活使用言語

モンゴル語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(理学療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:経験に基づく指導が必要

[参考情報]:

 ・身体機能障害領域での実務経験3年

 ・

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・家庭クリニックとは、公立の一次レベルの医療施設(診療所、クリニック、医院)のことである。
・チンゲルテイ区保健センターのホームページ http://www.chemn.moh.gov.mn/