要請番号(JL04520A17)
募集終了
2代目
・2020/2 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育・文化・科学・スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
セレンゲ県教育・文化・芸術局
3)任地( スフバートル市 ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1959年に設立された教育行政機関で、セレンゲ県内にある幼稚園42園と学校34校(小中高一貫校、一部高等部がない学校あり)を管轄する。職員数22名。年間予算は約1,500万円。過去に幼児教育(2015年まで)と体育(2016年まで)のJICA海外協力隊の受入実績あり。現在、音楽隊員1名(2020年7月任期終了予定)が活動中。他に米国ピースコー、VSO、KOICAのボランティア受入れ実績がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
モンゴルでは、現在「子ども中心の指導」の方針が打ち出され「子ども自らが考える」、「子どもそれぞれの能力を伸ばす」指導法が導入されている。音楽教育においても、子どもたちの音楽の才能を伸ばし、情操面の教育を行うことの重要性を認識し、強化している。しかし、音楽専門の人材は首都や海外へ流失してしまうことが多く、地方の教育現場では人材が不足し、その結果音楽指導の専門教育を受けていない教員が授業を担当している。このような背景から、地域の音楽担当教員の技術向上が求められている。日本の教育システムや指導法の良い部分を取り入れ、教育の質向上を目的に、引き続き後任隊員が要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. スフバートル市内7校の音楽教員に対し、実技指導を支援する。
(実技は2014年から必修となったリコーダーを活用した授業、電子ピアノを使用した授業等が求められている)
2. 巡回先学校において、同僚教員と協働し、音楽の授業を担当する(対象は3-5年生)。
3. 市内の学校で課外活動、または地域の音楽サークルを実施する。
4. 活動に慣れた段階で、音楽教育に関するワークショップを企画・実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務室、パソコン、 巡回先学校:リコーダー、ピアノ、電子ピアノ、音響設備
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
教育局音楽担当職員(20代、実務経験1年、女性)
活動対象者:
スフバートル市内7校の音楽教員7名
3~5年生約1,300名
5)活動使用言語
モンゴル語
6)生活使用言語
モンゴル語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(教諭免許(校種・教科不問))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(短大卒)音楽 備考:専門的な知識が必要
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく指導が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
教育分野派遣の有志の隊員で形成する分科会が立ち上げた教員支援の資料集ホームページを参照。
https://mongoledbagsh.wixsite.com/mysite-1