2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04520A22)
募集終了

国名
モンゴル
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・文化・科学・スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

アルハンガイ県イレードゥイ小学校

3)任地( アルハンガイ県ツェツェルレグ ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 7.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

首都の西約430kmの地方にある公立の小学校。児童数約300名、教職員数28名。1クラスは25~35名で、全12クラス。午前と午後の2部制となっている(モンゴルでは一般的な形態)。2006年の開校と同時に、小学校に障害児学級を開設して障害児を受け入れている。年間予算約2,900万円。なお、同校には同じ校舎内に幼稚園が併設されており、園児数約180名、教職員数20名。モンゴルの障害児の状況については、特記事項にあるJICA技術協力プロジェクト「障害児のための教育改善プロジェクト」(2019年7月まで実施)のウェブサイトを参照。

【要請概要】

1)要請理由・背景

モンゴルでは2016年に障害者権利法が制定され、障害者支援が活発になってきているが、障害児教育分野の人材育成は、近年モンゴル国立教育大学に障害児教育学科が設置されたばかりであり、専門の教育を受けた教員は少数にとどまっている。同校では、研修を受けた小学校教員が障害児学級の担当として障害児の指導に当たっているが、知識及び経験の不足から、個別指導計画を用いた指導が十分には行われていない。近年当国ではインクルーシブ教育が行われるようになってきており、同校においても障害児が一般学級に一定数通っている。そのため、一般学級担当の教員についても障害児への教育についての知識が必要となっている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 障害児学級の児童に対し、同僚教員と共に授業を実施する。
2. 教員に対し、障害児教育の教材作成について助言する。
3. 教員に対し、障害児に対する教育や接遇、安全配慮等について助言する。
※ 可能であれば、保護者に対し、家庭での障害児の療育について助言する。
※ 児童の主な障害種別は発達障害、自閉症、ダウン症、知的障害等
※ 障害児学級は13:30~16:30、一般学級は午前の部8:30~12:40、午後の部13:00~17:10
※ 障害児43名のうち障害児学級のみに通うのは15名(2019年10月現在)

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務室、PC、プリンター

4)配属先同僚及び活動対象者

主な配属先同僚:
校長(40代女性、経験26年)
教育マネージャー(40代女性、経験18年)
ソーシャルワーカー(30代女性、経験7年)
障害児学級教員2名(共に女性、30代及び40代、経験5年及び25年)
活動対象者:障害児学級児童43名

5)活動使用言語

モンゴル語

6)生活使用言語

モンゴル語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(特別支援学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)教育学 備考:活動上必須

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実務経験に基づいて助言を行うため

[参考情報]:

 ・特別支援学校での経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

JICA技術協力プロジェクト「障害児のための教育改善プロジェクト(2015~2019年)」
https://www.jica.go.jp/project/mongolia/013/index.html