2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04520A25)
募集終了

国名
モンゴル
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・文化・科学・スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

ドルノド県教育・文化・芸術局

3)任地( ドルノド県チョイバルサン市 ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、ドルノド県内の小・中・高校一貫校(モンゴルの一般的な学制)26校(公立23、私立3)、幼稚園37園(公立28、私立9)を管轄する教育行政機関。職員21名(37-54歳)が各担当分野での専門的な知識を活かし、地方における教育・文化機関の支援を担当している。同県は積極的に教育系ボランティアを受け入れており、配属先はこれまで青年海外協力隊に加え、米国ピースコー(主に英語教育)、KOICAボランティア(主にIT教育)等を受け入れてきた。現在、同局配属では障害児・者支援及び理科教育の協力隊各1名(両隊員とも2020年3月末まで活動)が活動中。年間予算は約1,260万円。

【要請概要】

1)要請理由・背景

モンゴルでは2016年に障害者権利法が制定され、障害者支援が活発になってきているが、障害児教育分野の人材育成は、近年モンゴル国立教育大学に障害児教育学科が設置されたばかりであり、専門教育を受けた教員は少数にとどまっている。主な活動先となる第11学校の特別支援学級は2018年に新設された。担任教員は1年間の研修を受けているものの経験は不足しており、隊員との活動で徐々に知識と経験が向上、効果が表れ始めている。また、近年当国ではインクルーシブ教育が行われるようになり、同地域でも障害児が一般学級に一定数通っている。そのため、一般学級担当の教員についても障害児への教育についての知識が必要となっている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 第11学校において、担当教員とともに特別学級の支援を行う。
2. 県教育局の障害児教育担当者や学校教員とともに、県下の学校教員に対してインクルーシブ教育に関するセミナーを実施する。
3. 市内の学校を巡回し、障害児がいる通常学級の担任教員に生徒の指導方法等を助言する。
4. 障害児のいる家庭で個別訪問指導を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室、机等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:第11学校教員(経験約1年半、45歳、女性1名)
教育局障害児教育担当(経験6年、45歳、女性1名)
県下で特別支援教育を学んだ教員4名
活動対象者:第11学校生徒13名(8~16歳、知的障害、脳性麻痺、ダウン症、自閉症、視覚障害、言語障害)
県下の0-15歳の障害児約300名(登録上)

5)活動使用言語

モンゴル語

6)生活使用言語

モンゴル語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(特別支援学校教諭)
    (小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づいた指導が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

参考 JICA技術協力プロジェクト「障害児のための教育改善プロジェクト」
https://www.jica.go.jp/project/mongolia/013/index.html