2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04520A26)
募集終了

国名
モンゴル
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・文化・科学・スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

ウブルハンガイ県第11特別支援幼稚園

3)任地( ウブルハンガイ県アルバイヘール市 ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

2017年設立。3クラス、園児数40名(2-10歳)、全職員数17名(うち園長1名、教員3名、補助教員6名、医師1名、理学療法士(伝統治療医師)1名、その他5名)。園児の約半数が脳性麻痺。その他、視覚障害、聴覚障害、自閉症、ダウン症の園児がいる。年間予算約1,000万円。2018年に増築された際に、国際NGO(World Vision)の援助を受け入れたが、国際機関からのボランティア受け入れ実績はなし。県全体で登録されている障害児が381名いるが、同園以外に障害児を受け入れる幼稚園はない。卒園生は基本的に同県第2学校の特別支援クラスに進学している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

モンゴルでは2016年に障害者権利法が制定され、障害者支援が活発になってきている。同県は以前から障害者支援に注力しており、特別支援幼稚園が整備されている。一方、障害児教育分野の人材育成は、近年モンゴル国立教育大学に障害児教育学科が設置されたところで、専門教育を受けた教員は少数にとどまり、専門知識を有する人材が不足している。配属先においては、一般の幼稚園教員が短期の特別支援教育研修を受けて障害児の指導に当たっているものの、教員の専門的知識が不足していることが課題となっており、隊員要請に至った。同園には、県庁社会開発課派遣の障害児・者支援隊員(2019年10月活動終了)が巡回し指導に当たっていた。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 同僚とともに障害児を対象とした授業を受け持ち、障害の程度に応じた指導内容・支援方法について助言する。
2. 障害児の保護者に対し、障害に関する理解深化、障害児への接遇や療育方法に関する勉強会や助言を行う。
※ 県庁社会開発課に派遣されていた障害児・者支援隊員(2020春募集で要請中)の後任、及び同県総合病院の理学療法士隊員(2020年12月派遣予定)と連携した活動も期待されている。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務室、机、椅子

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚: 全員女性
園長(40代、実務経験18年)
教員3名(20代~40代、幼児教育経験2~17年、特別支援教育経験2年~3年)、
教員補助6名(20~40代、経験2~3年)、
医師(30代、伝統治療科医、実務経験7年)
活動対象者:同僚、 障害児40名、障害児の保護者

5)活動使用言語

モンゴル語

6)生活使用言語

モンゴル語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(特別支援学校教諭)
    (幼稚園教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づいた指導が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

参考 JICA技術協力プロジェクト「障害児のための教育改善プロジェクト」
https://www.jica.go.jp/project/mongolia/013/index.html