2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04816B13)
募集終了

国名
ブータン
職種コード 職種
D261 食品加工
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/3
実習の様子① 実習の様子② 実習の様子③

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

王立ブータン大学

2)配属機関名(日本語)

農業大学農学科

3)任地( プナカ県ロベサ ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は王立ブータン大学傘下にある農業大学で、スイスの支援を受けて、1992年に2年制の農業専門学校として設立された。その後、2004年2月に正式な大学として登録され、2014年6月現在、「学位コース」、「専門コース」、および「短期研修コース(農業従事者向け)」の3コースが開設されている。「学位コース」は農学科、森林学科、畜産学科、持続可能な開発学科の4学科で構成されており、ボランティアはそのうち「農学科」において活動することとなる。なお、当大学ではこれまでにJICA/JVの派遣以外にタイ王国から機材および資金の援助を受けている。年間予算は約5千万円。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先の使命は国内の農業分野における「持続可能な開発」を推進していくことができる人材の育成であり、2004年の大学認可以来、講師陣の人材育成を始めとして、授業科目の構築、カリキュラム開発、実習/実験施設の拡充等を徐々に図ってきている。しかしながら、座学で理論を指導できる人材は育成されているものの、学習者の理解促進に必要不可欠な「実習」を指導できる人材の育成には未だ至っていない現状がある。本学科で学ぶ学生は、学位取得後は各県の農政局や農業試験場での業務に携わることになっている者が多く、現場で活かせる実践的な技術指導が求められている。ボランティア離任後にカウンターパートとなる講師が一人で実習授業を実施できるよう育成、食品科学関連学科の新設を踏まえた関連機器および設備等の準備に必要なアドバイス、国内で収穫できる農産物を用いた食品加工技術の指導等を行うためJVの要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

ボランティアは配属先スタッフと協力し、以下の活動を行う。
1.食品科学の授業における実習授業を中心とした講義
2.配属先スタッフ(特にカウンターパート)の能力強化および技術力向上支援
3.食品化学講座カリキュラムの新規策定
4.実習/実験設備拡充のための助言・提言
5.配属先スタッフとの共同研究

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

オートクレーブ、クリーンベンチ、プログラム恒温槽、培養用恒温槽、振とう培養機、pHメーター、
吸光光度計、屈折度計、乾燥機、ガスレンジ、電子レンジ、冷凍冷蔵庫、果物用硬度計、マイクロピペット等

4)配属先同僚及び活動対象者

・配属先長(学科長:30代:女性)
・配属先同僚7名(20代~50代:男性5名 女性2名)(講師経験15年以上5名、初心者2名)
・うちカウンターパート1名(30代:女性:大学卒:経験2年)

主な活動対象者
・配属先同僚および学生(農林省職員、近隣農民、国内農業研究者)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(修士)農学 備考:理論的な講義を行う際に必要なため

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:実習講義を担当するため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】