要請番号(JL04817B01)
募集終了
2代目
・2018/2 ・2018/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農林省
2)配属機関名(日本語)
農業機械化センター
3)任地( パロ県パロ市 ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.2 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
農業機械化の促進のため1983年に農業機械化センター(AMC:Agriculture Machinery Centre)が設立され、傘下には全国2つの地域センターを配している。配属先は同センター内の農業機械研究開発セクションである。2014年8月からJICA技術協力プロジェクト「農業機械化強化プロジェクト フェーズII」が開始されている。また、2017年6月現在、農業機械の青年海外協力隊(2016年度2次隊/2018年10月迄)が活動中である。年間予算は約5,000万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国の農業は、国民総生産の約17%、労働人口の約6割を占める基幹産業である。一方で、農業人口が減少傾向にあるため、自給率の改善、換金作物の生産向上が課題となっている。ブータン政府は「第11次五か年計画(2013年-2018年)」を策定し、農業機械の導入は課題達成のための効果的な手段として位置付けている。このような状況下、ボランティアには農業従事者の視点に立った安価で使いやすい農業機械(主に作業機、乾燥調製用機械)の研究開発という技術的な協力に加えて、同僚に対する技術指導といった側面支援も期待されている。また、上述のJICA技術協力プロジェクトとの連携した活動も期待されている。なお、現在活動中のJVは、任地に適した農機具の研究・開発の活動を行っている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
ボランティアは配属先同僚と協力しながら、以下の協力活動を行う。
1. 農業機械の研究開発(設計、CAD、製作、試験等)のための助言を行う
2. 機械の開発過程を通じた配属先同僚の能力強化、技術力向上のための支援を行う
3. 農業従事者に対して、上記で開発された機械の使用、管理方法の指導を行う
4. 日本政府から供与された工作機械の基本的な使用法や維持管理に対する技術的な助言を行う
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
耕耘機(KUBOTA K120、YANMAR YZC-D等)、トラクター(KUBOTA 34HP等)、工作機械(旋盤、フライス盤、溶接機)、CADのソフト;Auto CAD(2D), QCAD(2D)
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
・配属先長(30代・男性)
・同僚(20代・男性 技術短大卒、実務経験4年)
【活動対象者】
・配属先同僚および、農業従事者
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(高卒)機械工学 備考:専門的な知識が必要
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:幅広い知識・経験を要するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30 ℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
同配属先から同職種(農業機械)として、主たる業務が「検査担当」となる新規要請(JL048-17-B02)が出されている。