要請番号(JL04820A02)
募集終了
2代目
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
内務文化省
2)配属機関名(日本語)
ダクツォ職業訓練センター 東部支部
NGO
3)任地( タシガン県カンルン ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 22.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ダクツォ職業訓練センターは2001年に首都ティンプー県に創設され、2010年に東部タシガン県にその支部が設立された。内務文化省下の組織ではあるが、保健省・教育省・労働人材省とも連携し、国で唯一の、障害のある青少年に対する職業訓練を提供している。同センターは職業スキルを身につけることによる雇用機会の促進だけでなく、自尊心を高め、自信をもって地域社会に貢献できるような人材を育成することにも力を入れている。東部支部では、2021年1月までJICA海外協力隊1名が活動中である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先は、生徒に対して、伝統絵画(仏画/仏具の装飾)/機織り/籠編み/縫製/封筒・紙袋製作/基本的なコンピュータ操作技術といった職業訓練を行っているが、これらの訓練内容を苦手とする生徒もおり、より農村の生活に密着した内容が求められている。2019年10月現在、65名の生徒が在籍している。日本の援助(草の根・人間の安全保障無償資金協力)により寄宿舎を建設されている他、新たな教室棟や多目的施設の建設を行うなど施設の拡充を図っており、2020年度からはさらなる生徒の増加を予定している。大勢の生徒が寄宿舎で生活するため、野菜などの食料調達のコストも大きな負担であり、職業訓練として、また、自給自足のための野菜栽培が直近の課題であるため、本要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.隊員が中心となって、農業クラスを指導する。(現在は14名の学生が在籍。実習時間は午前2時間、午後2時間。一般教養の座学を1時間担当している)
2.敷地内の畑で土作りと野菜栽培を行いながら、隊員が中心となって、学生や教員に指導する。(現在は、開墾作業と畑の土作りを行いながら、小規模の野菜栽培を行っている。ジャガイモやトウモロコシなどの換金作物栽培の指導を行う可能性もある。)
3.将来的には、寄宿舎の食料供給だけでなく、近隣の学校施設への食品販売や、近隣の町で販売することで収益を出し、学生が卒業後も働ける環境整備を視野に入れた支援をする。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
基本的な農作業用の道具。ブルドーザーやトラクター等は、近隣の農業省傘下の機関から借りることが可能。現時点で、灌漑施設はない。
4)配属先同僚及び活動対象者
センター長(本部):(女性/30代)
校長(東部):(男性/40代)
教員(東部):8名
学生(東部):65名(うち農業クラスには14名の学生が在籍しているが、学生の中には高低差の激しい畑内の移動が困難な者も含む)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒)農学 備考:活動に必要であるため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:即戦力が求められるため
[参考情報]:
・障害者施設での活動経験 (なるべく)
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(0~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)