2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04820A03)
募集終了

国名
ブータン
職種コード 職種
C106 きのこ栽培
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農林省

2)配属機関名(日本語)

国立きのこセンター

3)任地( ティンプー県ワンチュタバ市 ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.3 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先の国立きのこセンターは、1984年に国連開発計画(UNDP)の支援で設立された。ブータン国内のほぼ全域を対象に、きのこ栽培を農家に普及し、農家の所得向上を図ることを事業目的として、種菌製造・供給、栽培技術支援を行っている。また、野生きのこの調査・研究、マツタケ生育地の保護、管理の助言を行っている。 2019年7月まで、JICA草の根パートナー型「ブータンきのこ生産農家の生活向上プロジェクト」が実施された。現在、新棟がEUプロジェクトの支援で建設中(2020年4月完成予定)。これまで5名の協力隊員が派遣されている。年間予算は約2000万円。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先は4つの部門(研究部門、生産部門、種菌製造部門、野生きのこ部門)から成る。同センターのスタッフは、日本や近隣国での研修経験のある者もおり、きのこ栽培に関する一定の知識・技術は有するが、大学などの研究機関で専門的に学んだ者はいない。上述の草の根パートナー型プロジェクトにおいて、種菌製造、安全衛生管理といった技術移転が行われたことにより、同センターのスタッフの技術向上、農家への指導・普及の改善に繋がった。配属先は、引き続き、技術面での支援を必要としており、きのこの種菌、栽培に関する経験豊かなJICA海外協力隊の協力を得て、栽培きのこの品質向上、センターのスタッフや栽培農家の更なる能力向上を望んでいることから、今回の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先同僚と協力しながら、以下の活動を行う。
1.栽培きのこの品質向上にむけた、きのこ種菌の製造に関する助言、支援を行う。
2.農家を対象に、生産技術の指導、栽培・管理方法に関するトレーニングを行う。
3.種菌製造マニュアル、およびスタッフへの指導マニュアルの作成を支援する。
可能であれば、以下の活動も行う。
4.野生きのこ部門のスタッフに同行し、食用になり得る野生菌株の採取、調査、品種開発に関する助言、支援を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

恒温滅菌機、おがくず製造機、おがくず撹拌機、植菌器、栽培瓶、水分計、恒温送風乾燥機、電子天秤、クリーンベンチ、冷凍装置、冷蔵運搬車、わら裁断機、マグネチックスターラー、オートクレーヴなど

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:男性1名、40代、カウンターパート、大卒、種菌製造部門長
他3名、男性、女性、30~40代、大卒、生産部門、野生きのこ部門所属

活動対象者:配属先スタッフ、きのこ農家

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)農学系 備考:指導的な活動のため。

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実践的な活動のため。

[参考情報]:

 ・組織培養の研究経験

 ・きのこ栽培の業務経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

・大学等の実習も実務経験に含む