要請番号(JL04820A07)
募集終了
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
デチェンチョリン小中高校
3)任地( ティンプー県デチェンチョリン ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
首都ティンプーの北部に位置する1960年設立の小中学校。 Pre Primary(幼稚園年長相当;以下PPと略)からClass12(高校3年生相当)迄の児童・生徒が通う。同校に近接した位置にかつての王宮があり、同地域は国王の親衛隊の駐屯地であったため、親衛隊関係者の子弟が比較的多く通う。教員数80名、スタッフ9名児童・生徒数1705名(2019年度)の大規模校。 2019年7月まで体育隊員(3代目)が活動していた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ブータンでは情操教育に関しては2013年から美術が導入されたが、音楽は一部の私立学校で授業が行われるのみで、公教育では授業として実施されていない。英語や算数などの教科が優先される同国の事情の中で、それらが得意ではない生徒に対して、個性を伸ばす教育が進んでいるとは言い難い現状にある。同校は、勉強を必ずしも得意としない生徒が、新たな可能性を発見し、人生の選択肢を広げる機会を作る取り組みとして、音楽の授業の導入を計画しているが、音楽の知識及び指導経験を持ち合わせた人材がいない。このような状況の下、音楽クラスの立ち上げの支援のために、海外協力隊の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.文化委員会所属の同僚と協力し、音楽に関心がある生徒(主にClass7(中学1年生相当)からClass12(高校3年生相当))に対して、音楽の授業を実施する。現在音楽の授業は実施されていないことから、音楽クラス編成についての可能な範囲での助言も求められている。
2.放課後に音楽クラブを実施する。
3.音楽授業実施に必要な楽器について助言する。
※音楽専任の教員はおらず、文化委員会教員を同僚として活動を進めて行く予定。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
現在使用できる楽器はほとんどないが、複数の生徒が所持するギターを借用できる。
ブータン伝統楽器(弦楽器、笛等)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
教員:80名、教員以外のスタッフ: 9名
文化委員会所属教員6名(女性4名、男性2名)
活動対象者:
Class 7~12: 21クラス、679名
ClassPP~6: 27クラス、1026名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(音楽))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:即戦力が求められるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)