2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04820A11)
募集終了

国名
ブータン
職種コード 職種
G203 衛生工学
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

公衆衛生局 衛生工学課

3)任地( ティンプー県ティンプー市 ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.1 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、ブータン保健省公衆衛生局の衛生工学課である。同課は、近年ブータンでも増加傾向にある労働環境における化学物質による健康障害に対して「労働安全衛生プログラム」を実施、推進する部局である。年間予算は、約400万円。また、WHOからは年間約250万円の支援がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ブータンでは、労働安全衛生という概念がまだ広く行き渡っておらず、2007年にはブータン労働雇用法が施行されたが、以後も、工場や産業の現場など多くの職場等において、同法の基本的事項が順守されないまま、様々な健康障害などのリスクに曝されている状況である。配属先では近年、特に職場等の労働環境において、化学物質による健康被害、疾病、死亡事例等が増加傾向にあることを踏まえ、これに対処すべく「労働安全衛生プログラム」を起ち上げている。今後は、順次リスク管理のための標準手順書(SOP)、ガイドラインなどを策定していく計画であるが、人材不足の背景から技術的な助言と支援を必要としており、今般、同分野において経験豊富なJICA海外協力隊の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚と協力しながら、以下の活動を行う。
1.「労働安全衛生プログラム」推進のため、職場の安全性に関するリスク管理のための標準手順書、ガイドラインを作成・支援する。
2.この標準的な作業手順(リスク要因に関する情報収集・分析、データ作成、優先的にリスク管理を行うべき化学物質の検討、リスク評価、施策の検討・決定に当たり考慮すべき事項等)に従って、配属先によるリスク管理の実施を支援する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務室、机、いす、PC

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:男性、50代、カウンターパート
その他、同僚スタッフ、男性、女性、20~40代

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:A)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(修士)衛生工学 備考:活動上、必要となるため。

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:指導的な立場での活動となるため。

[参考情報]:

 ・衛生工学衛生管理者 又は類似資格取得者

 ・労働安全衛生に関する業務経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】