2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04820A22)
募集終了

国名
ブータン
職種コード 職種
B341 建築
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

王立ブータン大学

2)配属機関名(日本語)

プンツォリン工科大学建築学科

3)任地( チュカ県プンツォリン市 ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同大学は2003年に王立ブータン大学の傘下に設立されたブータン唯一の工科大学(CST)。キャンパスはブータン南部の町でインドと国境を接するプンツォリン市にある(冬は比較的暖かく過ごしやすいが、夏は高温多湿の環境)。学科は土木科、電気工学科、情報技術科、電子通信工学科 の4つの学士課程に加え、2014年に建築学科が開設した。現在は地質工学科学士課程や再生可能エネルギー学修士課程等も増設され、学生数935名、講師(日本人、ドイツ人、インド人を含む)数72名である。年間予算は約1億7千万円。これまでにJICA海外協力隊8名が土木科や電気工学科等に派遣されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ブータンでは、近年急速に都市化が進行し新しい街づくりが進められているものの、建築に関係する法的整備や体系的な人材育成は進んでいない。建築分野における人材育成を目的として、当工科大学において建築学コースが新設されたが、講師陣は若く、経験も浅い。研究及び講義に豊富な経験を有し、講師陣の専門知識向上を支援できる人材が必要とされているため、2代目の隊員が要請された。また、同大学電子通信工学科では技術協力プロジェクト「デジタルものづくり工房(ファブラボ)による技術教育・普及促進プロジェクト」の実施が決定し、今後ラボの建設と機材供与が計画されている。隊員には、ファブラボを利用する学生への支援も要請されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 建築学科の学生に対し、3Dソフトウェア、3d max, Revit, fusion, Rhinoについての講義を実施する。
2. 建築学科の学生に対し、ビル建設技術についての講義を実施する。
3. ファブラボ完成後、機材が学生に有効に使用されるよう支援する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

建築学科研究室(事務机、パソコン)、ファブラボ

4)配属先同僚及び活動対象者

≪同僚≫
・建築学科講師 男性7名 (20代5名、30代前半2名/経験1~7年/都市再生学修士1名、建築設計学修士1名、建築学学士5名)
≪学生≫
・建築学科在籍の学生(男性70名 女性44名)
・ファブラボを利用する他学科の学生

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:A)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(修士)建築学 備考:大学で学生に指導するため

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・一級建築士

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(10~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

CST (College of Science and Technology)
3Dソフトウェア使用やファブラボでの実務経験があるとよい。