要請番号(JL05420A18)
募集終了
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
環境森林気候変動省
2)配属機関名(日本語)
ラジャスタン州森林局 ナハガー動物公園
3)任地( ラジャスタン州ジャイプール ) JICA事務所の所在地( デリー )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
当動物公園は、1996年ラジャスタン州政府によって絶滅種保護のため開園された。その後、JICAの円借款事業「ラジャスタン州植林・生物多様性保全事業(フェーズ2)」により、野生生物の保護や、研究活動の強化、展示内容の強化が行われた。公園内には、インド固有種の生態展示施設、繁殖施設があり、在来種、外来種あわせて25種類(ライオン、ベンガルタイガー、ヒョウ、ハイエナ、オオカミ、シカ、ワニ、ナマケグマ、クロクマ、ヒマラヤグマ、イノシシ等)の動物が、園内で飼育されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当該動物公園には、平日は平均1,000名程度、週末は1日あたり平均7,000名の来園者があり、平日は、近郊の学校からの社会科見学の団体客も毎日平均4-5校程度来園している。野生動物保護のためには、来園者が現在の野生動物のおかれている環境や個々の種の生態を理解できるような工夫が必要であるが、動物公園の管理側は一般向けサービスに関してはあまり経験を持っていない。園内の地図や案内板、各野生動物の解説、ガイドサービスの充実、近隣学校の社会科見学向け資料の作成など、子供から大人までさまざまな年齢層の来園者に動物の生態や森林保護の重要性を理解してもらえるよう、日本の動物園事情を参考にしながら、動物公園のサービス向上のための取り組みが期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 公園内の動物や、来園者に関する情報を整理し、さまざまな年齢層の来園者に野生生物の生態を理解してもらえる視覚教材や視覚パネルなどを提案する。
2. 新たに導入される、園内の専属ガイドサービスの向上をめざし、来園者に野生生物の生態をより分かりやすく説明するためのガイド支援を提案する。
3. 広大な専用の敷地にライオンやトラを放して、ライオンサファリやタイガーサファリなどの各種企画・実施の際には、より幅広い年齢層の来園者にも理解できるような提案をする。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし。
4)配属先同僚及び活動対象者
【同僚】
・ 副施設担当者(男性、40歳代、勤務年数20年)
【対象者】
・施設スタッフ33名
・来園者(一般客、近隣の学校からの団体客)
5)活動使用言語
ヒンディー語
6)生活使用言語
ヒンディー語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:配属先の要望による。
[学歴]:(大卒) 備考:配属先の要請による。
[経験]:(指導経験)3年以上 備考:配属先の要請による。
[参考情報]:
・自然保護やエコガイドに関連する活動経験
・環境関連活動の経験や知識
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(7~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は、配属先敷地内の職員宿舎となる。
勤務時間は、8時半~5時半(夏季)、9時~5時(冬季)、月~金(休園は火曜日だが、職員は土日休日)