要請番号(JL05717B01)
募集終了
・2018/1 ・2018/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
マーロフ スクール
3)任地( アリフ・アリフ環礁 マーロス島 ) JICA事務所の所在地( 首都マレ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 船 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1990年に認可された同島唯一の公立学校で、2017年5月現在、1年生(6歳)から10年生(15歳)までの生徒数94名(男子45名、女子49名)、教員数21名となっている。1クラスあたりの人数は学年によって差があり、調整のため2,3年生、4,5年生は合併クラス、6年生は生徒数0人である。同敷地内幼稚部もある。2016年度年間予算は約22,700USDである。15年程前に青年海外協力隊が活動した実績がある。島の将来を担う青少年育成という共通目標の下、配属先と島役場は協力関係にあり、生徒や無職の卒業生を対象としたプログラムを協力して立ち上げ・運営することが検討されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国の教育は「読み、書き、計算」中心から、生徒の心身の健全な成長を目的として、情操教育(体育、図工、音楽等)も重視する方向へと変化している。しかしながら教育現場において、同分野の知識や指導方法は確立されておらず、特に地方島の学校では、適切に授業が実施されていない。同校においても、カリキュラムに沿った体育科授業をとおして、生徒の基礎体力や運動能力の向上が目指されている一方、指導できる教諭が育成されていない。また、午前ですべての授業が終了し、放課後に多くの生徒が時間を持て余している点が問題とされており、生徒および卒業した若者らを対象とした運動等の有意義な放課後プログラムの導入が求められている。また、ゴミの分別、リサイクル、ポイ捨て撲滅等、役場が中心となって取り組んでいる啓発活動に生徒や若者を巻き込む基盤をつくり、よりよい島づくりを担う未来の人材育成も目指されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.現地教諭とTTで体育科授業の実施。(2017年5月現在、週7-10コマ程度)
2.配属先、役場と協議しながら、生徒を対象とした放課後プログラムを立ち上げる。
3.配属先、役場と協議しながら、ゴミ問題へ生徒や若者が取り組む機会の設置・運営。
4.可能な範囲で図工科授業のサポートを行う。
その他、配属先生徒や任地の青少年を取り巻く課題を分析し、アイディアの提案、協議を行いながら活動計画を策定する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
サッカーボール、バスケットボール、テニスラケット、バドミントンラケット、コーン、短縄
4)配属先同僚及び活動対象者
小学校教諭(男性、30代、経験年数9年)
教務主任(男性、20代)
小学校教諭(女性、30代、経験年数8年)
体育他複数教科担当教諭(男性、30代、経験年数6年)
体育他複数教科担当教諭(女性、30代、経験年数2年未満)
役場総務課長(男性、30代)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
(中学校又は高等学校教諭(保健体育))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・日本体育協会スポーツ指導者資格があるとさらに良い
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(30~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居はボランティア専用シャワー・トイレ付の1室が供給されるホームステイ型の予定。