【配属機関概要】

3）任地（ バグルン郡バグルン ） JICA事務所の所在地（ カトマンズ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 11.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先は、市の開発計画の取りまとめを行っている行政機関。市人口は約3万人。年間事業予算は約7千万円。市民への行政サービスの提供、市の年間開発計画やガイドラインの策定・実施・モニタリング・評価が主な業務である。トレッキングのメッカ、アンナプルナサーキットの入口というロケーションを利用した観光開発等、地域振興を図っている。現在JV(平成26年度4次隊/コミュ二ティ開発)が環境問題、公衆衛生、行政サービス分野で活動中。

【要請概要】

1）要請理由・背景

近年、市内のゴミ増加や衛生環境の悪化が問題となっており、ゴミ分別やリサイクルなど環境問題に関する取り組みに力を入れている。2015年、配属先の環境部門の取り組みとして、最終処分場やプラスチックボトルコレクションセンターを設置した。配属先及び上記JVは、他国ボランティアや青年グループと協働し、学校生徒や住民を動員する清掃活動等を実施した。しかしながら、地域住民のポイ捨て防止、3R(Reduce,Reuse,Recycle)意識づけにはまだ時間がかかるため、啓発活動を継続する必要があり、ボランティアの要請が挙がった。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

市役所スタッフや青年グル―プと共に以下の活動を行う。
1.資源ゴミ分別、ポイ捨て、3R等の地域住民の環境意識や問題を把握する。
2.学校などを巡回し、児童・生徒を対象に環境意識を高める啓発活動を支援する。
3.地域住民組織に対し、家庭でできる3R、コンポスト等の普及を目的としたイベント等を企画・開催する。
4.最終処分場やプラスチックボトルコレクションセンターの運営・維持管理に対し、可能な範囲で助言をする。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

特になし。

4）配属先同僚及び活動対象者

市長代理:男性、40代
環境課課長 男性、40代
環境課スタッフ 8名(男性4名、30～40代、女性4名、20～50代)
市職員20～50代 52名
地域住民、学校教員、生徒等を対象者とする。

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

青年グループは廃棄物産業の立ち上げを検討しており、当分野へのアドバイスも期待されている。