要請番号(JL06016B15)
募集終了
・2017/1 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農業開発省
2)配属機関名(日本語)
シンズリ商工会議所シンズリ支部
3)任地( シンズリ郡シンズリマディ ) JICA事務所の所在地( カトマンズ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
商工会議所はネパール全土ほぼすべての郡に支部を設置しており、各支部においては、農産、工芸品生産者や起業家の支援を通しての産業振興を目標としている。シンズリ支部の設立は1968年、登録会員数は960名。地域の特産品であるジュナール(柑橘系の果物)について、草の根無償で導入した保冷庫とあわせ、商工会議所が選果場を設立し、計画出荷の試みが開始されている。同地域では、複数職種ボランティア派遣による多面的な地域開発支援を目指しており、現在、保健師(26-3)、栄養士(26-4)、小学校教育(27-1)JVが活動中。あわせて、2016年春募集で、コミュニティ開発、野菜栽培、果樹栽培JVを要請中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
昨年、無償資金協力「シンズリ道路建設計画」によるカトマンズ盆地とシンズリを結ぶ道路が完全開通した。首都との距離が縮まり、農産品や工芸品などの販路拡大にも大きな期待が寄せられている。しかし現状においては、多くの関係者が未だ「とりあえず売る」意識から脱却できていない状態が続いている。商工会議所としては、生産者や流通業者などビジネスに関わる層全体に対しての意識啓発を図り、各種産品販売の戦略化や計画化を実現させることにより、地域の活性化を目指そうとしている。その推進力として、販路拡大や商品開発について知見あるJICAボランティアとの協働に期待を寄せている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚と協働して以下の活動を行う。
1.地域特産品(ジュナール、パイナップル、生姜、織物など)の販路拡大計画への指導助言。
2.農産品や工芸品生産者や流通業者に対する勉強会やセミナーの企画運営。
3.起業家向け勉強会やセミナーの企画運営。
4.地域の特性を考慮した商品開発に向けての調査研究。
※農産品や工芸品の品質向上及び商品開発については、要請中のコミュニティ開発、野菜栽培、果樹栽培ボランティアとの協働も期待される。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
共用PC2台 プリンター1台
4)配属先同僚及び活動対象者
会長(男性 40代)
専従職員 4名(男女各2名 30代2名 20代2名)
登録会員数 960名(農業従事者15%、小売業を中心とする商業従事者85%)
5)活動使用言語
ネパール語
6)生活使用言語
ネパール語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先の要望による
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:配属先の要望による
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
夏期の暑さ厳しい村落部での生活に、コミュニティの一員として溶け込める適応力と心身両面の頑健さが求められる。