2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL06616B14)
募集終了

国名
スリランカ
職種コード 職種
G102 環境教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

地方自治・州議会省

2)配属機関名(日本語)

廃棄物管理局(カラディヤナ最終処分場)

3)任地( コロンボ県カラディヤナ ) JICA事務所の所在地( コロンボ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

廃棄物管理局(以下、WMAと表記)は、全国9州のうち西部州にのみ設置されている機関で、廃棄物最終処分場の運営・管理のほか、ゴミの回収、運搬、廃棄等に関する計画策定過程において管轄自治体に対する指導や助言を行っている。また廃棄物のリユースやリサイクルについての調査・研究を行うほか、不法投棄によって汚染された地域を回復するための対策を実行するなど、事業内容は多岐にわたる。2015年度予算は約3千万円。なお、同予算は全額が自己資金(最終処分場の利用料収入)である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

WMAは、西部州における最大規模の廃棄物最終処分場を有し、同処分場では7つの自治体から収集ゴミを受け入れている(有料)。混合ゴミには1500ルピー/t、分別された有機ゴミには500ルピー/tを課金している。このような有機ゴミだけを搬入する場合の優遇措置が功を奏して、一部の自治体ではゴミの分別回収が地域住民の間に浸透、普及してきたが、多くの自治体では未だに混合回収が続いている。こうした状況下WMAは、分別回収で成功を収めている自治体を好事例として他の自治体にも同様のモデルを普及したいとの意向がある。一方で、分別回収の仕組み作りについては各自治体に委ねており、WMAが自治体向けのワークショップを開催することはあっても、地域住民への働きかけやゴミ回収スタッフへの教育などを直接行うことはない。そこで、こうした好事例の普及に向けた支援を求め、JICAボランティアの要請を上げるに至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

カウンターパートと協力し、以下のいずれかの業務を実施する。
1.最終処分場にゴミを持ち込んでいる7つの自治体に対して、廃棄物管理に関する提案。
2.各自治体のゴミ分別収集ルールの策定支援。
3.市民・学校向けのゴミの減量化に関する説明資料の作成支援や啓発活動実施支援。
4.コンポスト事業の普及への提案や支援。
5.学校におけるリサイクル活動の指導や環境教育の実施。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務機器(PC、インターネット設備、電話、FAX等)

4)配属先同僚及び活動対象者

同僚:サイトマネージャー(実務経験6年、男性1名、30代)

活動対象者:自治体職員、市民全般

5)活動使用言語

シンハラ語

6)生活使用言語

シンハラ語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚の教育水準と合わせるため。

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(22~34℃位)

[通信]:(インターネット可  通話可 電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】