【配属機関概要】

3）任地（ コロンボ県コロンボ ） JICA事務所の所在地（ コロンボ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 徒歩 で 約 0.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

全国廃棄物処理センターは、地方自治体のゴミ収集・処理技術支援、政策・計画の策定、市民協力推進のための支援、調査研究等を行っている。2007～2011年まで同センターの運営能力向上のためにJICAプロジェクト(全国廃棄物管理支援センター能力向上プロジェクト)が実施され、JICA専門家が派遣された。同センターを通じて現在4自治体でJOCV(環境教育)8名が活動している。同センターの予算は年間約1.3億円(2013)。活動先となるコロンボ市は人口約65万人、非定住者約50万人を占めるスリランカ最大の都市。6つの行政区画に分離され配属先であるコロンボ市役所がそれぞれに対し行政サービスを提供している。

【要請概要】

1）要請理由・背景

同市役所廃棄物管理課では、ゴミの収集に加えて、年々増加するごみの問題を解決するため、ゴミの減量を目的とした住民への啓発活動を行っている。具体的には、2016年から「door to door awareness program」を開始し、市役所担当者が啓発用資料、パンフレット等を持参して各戸訪問を行い、ゴミの分別作業について住民に説明を行っている。環境問題についての意識は地域差があり、観光地や、商業施設、低所得地域などでは、継続して啓発活動を行う必要がある。配属先である廃棄物管理課では、これまで全国廃棄物処理センターで活躍してきたJICAボランティアの活動について見聞きしており、「door to door awareness program」を含むごみ問題への取り組みについてボランティアからの支援を得るために、要請があげられた。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

市役所職員や地域住民と協力し、以下の業務を実施する。
1.「door to door awareness program」への支援
2.域内学校の環境教育の実施
3.地域住民への分別収集ルール、分別、地域の自主清掃の啓発活動
4.市役所と市民の連携の強化

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務機器(PC、インターネット設備、電話、FAX等)

4）配属先同僚及び活動対象者

廃棄物管理課長(女性1名、50代)
廃棄物管理課長補佐(女性1名、30代)
ごみ収集管理員(男性)
活動対象者は広く市民全般

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】