2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL06616B25)
募集終了

国名
スリランカ
職種コード 職種
G102 環境教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

行政・州議会・地方自治・民主的統治省

2)配属機関名(日本語)

全国廃棄物管理支援センター (マータレー市役所)

3)任地( マータレー県マータレー ) JICA事務所の所在地( コロンボ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 5.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、地方自治体の廃棄物収集・処理技術支援、政策・計画の策定、住民の啓発活動支援、調査研究等を行っている。2007年~2011年までJICAの「全国廃棄物管理支援センター能力向上プロジェクト」が実施され、JICA専門家数名が派遣された。同センターを通じてこれまでに6つの地方自治体に環境教育隊員が派遣され、幼稚園や学校における環境教育、コンポストプラントの運営改善、地域住民への啓発活動などを実施し、分別回収の推進、廃棄物回収作業の効率化、家庭用コンポストの普及などで一般廃棄物削減に効果をあげている。 同センターの職員数は約10名、年間予算は約9千万円。マータレー市役所の職員は約450名。

【要請概要】

1)要請理由・背景

地方都市であるマータレー市(人口4万人)では毎日28トンのゴミが排出されるが、最終処分場の容量に限界があり、一般廃棄物削減が急務となっている。市内に3か所ある堆肥場にて生物分解可能なゴミの堆肥化および有価物等の回収を実施している。ゴミ減量化事業を効率化し、市内全域に普及するためにボランティアが要請された。同市の廃棄物処理に関しては2003年にJICAプロジェクトを通じて行動計画が策定されている。また同市では国連(UNESCAP)の支援を得てゴミ削減に取り組んだり、アジア工科大学院(タイ)と連携して低炭素社会推進に取り組んだり、EUから支援を受けて市職員の能力向上事業を実施したりしている。2014年10月から活動中の隊員は市役所内や学校、幼稚園での環境教育、啓発活動に取り組んでいるが、課題の解決には時間を要するため、後任が要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

市役所職員、地域住民と協力して以下の活動を行う。
1.市役所の廃棄物事業実施の支援や提案。
2.市役所のゴミの分別収集ルールや家庭ゴミ減量化などの市民・学校への説明資料の作成支援や啓発活動への参加。
3.学校リサイクル活動の指導や環境教育の実施。
4.市役所が運営する堆肥場での廃棄物の堆肥化作業への助言。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

デスクトップコンピュータ、プロジェクター、プリンター、コピー機

4)配属先同僚及び活動対象者

マータレー市役所同僚:
公衆衛生管理官 30代男性 (実務経験10年)
事務職員 30~40代 男性1名・女性4名 (実務経験10~20年)
活動対象者: 園児・児童・学生、市民、市役所スタッフ

5)活動使用言語

シンハラ語

6)生活使用言語

シンハラ語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚に準ずるため

[経験]:(社会経験)2年以上 備考:同僚への助言も含まれるため

任地での乗物利用の必要性

自転車

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(25~33℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

パワーポイントでプレゼンテーションをする機会が多いため、基本的なPCスキルは必須。
同センター、および同センターを通じて地方自治体に派遣されている環境教育隊員と連携して活動することが求められる。