2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL06616B32)
募集終了

国名
スリランカ
職種コード 職種
G153 音楽
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

情操教育局西洋音楽課 (コロンボ)

3)任地( コロンボ県ペラワッタ ) JICA事務所の所在地( コロンボ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はスリランカの公的教育を管轄する教育省の一部局で、西洋音楽教育に関する方針策定、教員研修、楽器の配布等を行っている。JICAはこれまでに同配属先を通じて、1999年から2代にわたって全国青年オーケストラに長期隊員2名、2013年3月に小学生に楽器演奏指導をするNGOに短期隊員2名を派遣してきた。現在、同配属先に派遣中の長期隊員が2016年1月から同オーケストラの支援を行っている。コロンボ近郊の中・高等学校における音楽教育指導については、2014年1月から短期隊員(7か月)、2014年7月から長期SVが学校巡回や教員研修を実施。情操教育局の年間予算は約6.3百万円。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国の音楽教育は伝統音楽が主流であり、西洋音楽の普及は遅れている。中・高等学校の選択科目として西洋音楽の授業が実施されており、教員や教材の質の向上が課題となっているが、西洋音楽教育に関する研修、特に実技指導を実施できる人材が不足しているのが現状である。JICAは西洋音楽の普及・実技指導の質の向上のため、これまでに教員養成大学を中心に約20 名の音楽ボランティアを派遣してきた。青年オーケストラは2012年に20周年を迎え、2014年にはゴールに地方支部を結成した。現在派遣中の長期隊員は、2016年1月からコロンボで同オーケストラの支援を開始。青年オーケストラ団員への指導を通して、西洋音楽の普及・実技指導の質の向上を支援するため、引き続きボランティアが要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.全国青年オーケストラ団員の楽器の演奏技術指導を行う。(土曜午後)
2.楽器の初心者を対象に個人指導を行う。(平日午後)
3.楽器の基本的な維持管理技術を指導する。
4.可能であれば、中・高等学校の選択科目である西洋音楽の授業を補佐しながら、生徒への直接指導(平日午前)や教員研修(不定期)を通して、音楽教員の実技指導技術(ピアノ伴奏、リコーダー・鍵盤ハーモニカ演奏指導、歌唱指導など)の向上を支援する。


3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

オーボエ、ピッコロ、フルート、クラリネット、アルトサキソフォン、ホルン、トランペット、トロンボーン、ユーフォニウム、チューバ、バイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、ティンパニ、ドラム、シンバル

4)配属先同僚及び活動対象者

同僚:
西洋音楽課長 40代女性
活動対象者:
全国青年オーケストラ団員(男女約60名、7~35歳)
西洋音楽教員 主に女性
中学生・高校生男女 (10~15歳)

5)活動使用言語

シンハラ語

6)生活使用言語

シンハラ語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚に準ずる

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・管楽器または弦楽器演奏経験3年以上

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(22~34℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

弦楽器の指導者が少ないため、できれば弦楽器演奏経験者が望ましい。