要請番号(JL06617B20)
募集終了
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
北西部州教育局
3)任地( 北西部州クルネーガラ県 ) JICA事務所の所在地( コロンボ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
教育省は特別支援教育推進のため全国の各教育区に特別支援学級の設立を推奨し、障害児への教育機会の提供に取り組んでいる。こうした国の方針を受け、北西部州教育局が管轄する8つの教育区には、84の特別支援学級が設置されている。特別支援教育に携わる教員数は約132名である。年間予算は約1,500万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
北西部州教育局が配属先となる。州内のクルネーガラ県をカバーするクルネーガラ教育事務所が管轄する学校のうち、特別支援学級を設置している学校は15校あり、138名の生徒を19名の教員で指導している。同州内に特別支援学校は2校存在する。教室の規模に合わせて配置教員数が調整してあるが、児童数が多いにもかかわらず配置教員数が少ないなどバランスが取れていないところもある。同配属先では、そうした、児童数に対して教員数の少ない教室運営を重点的に支援し、障害児教育についての勉強会等を実施して教員の指導能力向上を目指すため、本要請の提出に至った。また、青年海外協力隊は、2017年秋から同地でスタートするJICA技術協力プロジェクト「インクルーシブ教育を通じた障害のある子どもの教育改善プロジェクト」とも連携することで、技プロの知見を活用して活動成果の拡大を図ることが期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚と協力しつつ以下の活動を行う。
1.特別支援学校・学級を巡回し、教員の学級経営を支援する。
2.上記支援を通して教員に気づきを促し、指導内容・方法改善の方向性をともに検討する。
3.同国で入手可能な材料を使用した教材の作成・紹介する。
4.近隣県における特別支援学級に関する調査を実施し、配属先関係者と情報共有する。
5.上述のJICA技プロの進捗状況を見ながら、配属先関係者と共に技プロのワークショップ等に参加し、その知見を活動計画に取り入れる。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務机、椅子など
4)配属先同僚及び活動対象者
上長:北西部州教育局特別支援教育課課長(男性、40代、大卒)
カウンターパート:教育指導主事(男性、40代、大卒)
活動対象者:
学校教員(男女約132名、20-50代)
地域の障害児(男女約400名)
5)活動使用言語
シンハラ語
6)生活使用言語
シンハラ語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:特別支援学校教員経験が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(22~34℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(安定)