2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL06618A27)
募集終了

国名
スリランカ
職種コード 職種
G153 音楽
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

マハラガマ教員養成大学

3)任地( コロンボ県マハラガマ ) JICA事務所の所在地( コロンボ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

国内に19ある3年制の教員養成大学の一つで、西洋音楽のほか、初等教育、特別支援教育、商業、ICTの教員養成課程が設置されている。これまでキャンディ県のマハウェリ教員養成大学に設置されていた西洋音楽科は2017年6月の新入生入学時よりコロンボのマハラガマに移設された。1、2年次は全寮制で音楽理論、音楽実技などの専門科目とともに教職科目を学び、3年次は近隣の学校にて1年間のインターンシップを行う。西洋音楽を専攻している1年生は8名。使用する音楽室と楽器は、過去に世界銀行、日本政府より提供支援されたものである。学生数は約200名、教員数は約35名、その他の職員は約100名。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国の音楽教育は東洋音楽が主流であり、西洋音楽の普及は遅れている。小学校高学年から高校の選択科目として西洋音楽の授業が実施されているが、学習内容は理論中心であるため、より実技を取り入れて教えることができる技量が教員に求められている。キャンディ県のマハウェリ教員養成大学では2002年から西洋音楽教員を養成し、理論は現地教員が担当し、実技指導はJICAボランティアが実施してきた。2017年6月に西洋音楽科がマハウェリ教員養成大学からマハラガマ教員養成大学に移設され、マハウェリ教員養成大学に派遣中の7代目の音楽隊員は、マハラガマ教員養成大学の1年生も指導している。学生が卒業後に学校現場で実践的な音楽指導を実施できるよう、引き続き後任が要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.1,2年生に対し、声楽、器楽、ソルフェージュ、鑑賞、実技指導法等の授業を行う。
2.1,2年生の教育実習先、3年生のインターンシップ先を巡回する。
3.必要に応じて実技の個人レッスンを行う。
4.配属先や実習先での音楽イベント実施(合唱、ブラスバンド等)の補助をする。
5.同僚とともに指導法や備品メンテナンス等の課題を共有し、学習環境の整備を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

ヤマハグランドピアノ、ヤマハアップライトピアノ、ヤマハ電子ピアノ多数、リコーダー、オーケストラ楽器各種

4)配属先同僚及び活動対象者

同僚:
西洋音楽科 非常勤講師1名(女性20代、マハウェリ教員養成大学の卒業生)
教育省情操教育局西洋音楽課 課長 (女性50代)
音楽SV 1名
活動対象者:
学生約20名、ほぼ女性

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

シンハラ語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(音楽))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚の学歴と合わせるため

[経験]:(教員経験)2年以上 備考:活動に必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(22~34℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

大学の講義は英語で実施される。教育省情操教育局西洋音楽課に配属されている音楽SVと連携し弦楽器の指導も可能。