2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL06620A05)
募集終了

国名
スリランカ
職種コード 職種
G153 音楽
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
5代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

情操教育局西洋音楽部門 (コロンボ)

3)任地( コロンボ県ペラワッタ ) JICA事務所の所在地( コロンボ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はスリランカの公的教育を管轄する教育省の一部門で、西洋音楽教育に関する方針策定、教員研修、楽器の配付等を行っている。JICAはこれまでに同配属先を通じて、1999年から国立青年オーケストラに長期隊員の派遣などを行ってきた。中・高等学校における音楽教育については、2014年1月から短期隊員(7か月)、2014年7月から2018年7月まで長期シニア海外協力隊が派遣され、2017年7月からは楽器修理専門の短期(11か月)隊員が派遣された。また長期隊員が2016年1月からコロンボの国立青年オーケストラの演奏指導を行った。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国の音楽教育は東洋音楽が盛んであり、西洋音楽の普及は東洋音楽に比べて遅れている。小学校高学年から高校生にあたる生徒に対して、選択科目として西洋音楽の授業が実施されているが、授業内容は理論中心のため、より実技を取り入れて教えることが教員に求められている。JICAは、これまでに教員養成大学を中心に約20 名の音楽隊員を派遣してきた。同配属先派遣の隊員は、中学校の巡回指導において生徒への直接指導や教員への助言、教員研修、カリキュラム改訂等への助言を行いながら、音楽教員の実技指導技術の向上と、魅力ある西洋音楽の授業の普及に取り組んできた。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.任地の学校を訪問し、選択科目である西洋音楽の授業を補佐する。生徒への直接指導を通して、音楽教員の実技指導技術の向上を支援する。(ピアノ伴奏、リコーダー・鍵盤ハーモニカ演奏指導、歌唱指導など)
2. 配属先が開催する教員研修や音楽会等において講師として実技指導の質向上を支援する。
3. シラバス、教科書、教材について助言・提案する。
4. ピアノ独奏、独唱、青少年合唱、オーケストラ、吹奏楽、各種器楽アンサンブル(鍵盤ハーモニカやリコーダー)等各種の全国学校音楽コンクールについて課題曲の提案、審査補助等の支援、及び教員養成大学の学生の授業を補佐する場合もある。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

各学校のアップライトピアノか電気ピアノ、鍵盤ハーモニカ、リコーダー、管弦打楽器各種

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚、関係者
・上司:西洋音楽部門長、50代、女性
・カウンターパート:部門長補佐、30~50代、男性、女性

活動対象者:
・西洋音楽教員、20~40代、主に女性
・小学校高学年から高校生の男女

5)活動使用言語

シンハラ語

6)生活使用言語

シンハラ語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(音楽))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)音楽 備考:同僚に準ずる

[経験]:(教員経験)3年以上 備考:教員への助言も求められるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(22~34℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

活動使用言語はシンハラ語と英語両方である。シラバスは英語である。住居はホームステイ、またはアネックス(離れ)になる可能性が高い。