要請番号(JL06620A11)
募集終了
3代目
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
デジタルインフラ・海外雇用・スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
スリランカ硬式・軟式野球協会 (ゴール)
3)任地( ゴール県ゴール ) JICA事務所の所在地( コロンボ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、スリランカ国内の野球に関わる全ての業務を担当している。JICAは2002年よりナショナルチームのコーチとして断続的にJICA海外協力隊を派遣しており、トップ世代のマネジメント力や指導力の向上が見られるようになってきた。2014年からは、地方での野球の普及を目的として、キャンディ、ゴールに青年海外協力隊が派遣され、これまでスリランカに派遣された野球指導のJICA海外協力隊の総数は20名となっている。2013年には外務省の草の根文化無償資金協力とJICA寄附金事業によってコロンボ郊外に国際規格の野球場が建設された。
【要請概要】
1)要請理由・背景
長年、JICA海外協力隊がナショナルチームのコーチを務めてきた結果、野球の競技人口は5,000人を超え、2009年のアジアカップでは3位入賞、2017年、2019年の西アジアカップでは優勝するレベルまで成長した。さらなる野球の発展を目指すためには、次世代の選手育成が必要不可欠であり、特に地方での野球指導が喫緊の課題となっている。また、各地で女子野球チームが結成されはじめており、女子チームへの支援も求められている。このような背景の中、後任JVが要請される事となった。なお、地方の配属先コーディネータはボランティアで活動しているため、手厚いサポートは期待できない。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
ゴールおよび周辺地域において、現地の野球コーチや学校の体育教員等と協力して以下の活動を行う。また、依頼に応じて任地以外の地域で巡回指導を行う事もある。
1.小、中、高校における野球の指導。(主に放課後や通学前の時間を活用)
2.大学や社会人クラブチームの指導。
3.大会開催支援等、野球の普及に資する活動。
4.女子野球チームに関する支援。(チーム結成に必要なサポート、競技に関する技術指導)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
バット、ボール、グローブなど。練習は可能だが、道具は常に不足気味である。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚、関係者
・野球協会非常勤役員、20~50代、男性中心
・コーチ、10~40代、各地に1~2名、不在の地域もあり
・学校教員(主に体育教員)
活動対象
・選手、10~30代、小中高生、大学生、社会人
5)活動使用言語
シンハラ語
6)生活使用言語
シンハラ語
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:選手の殆どが男性のため
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(競技経験)5年以上 備考:指導対象者のレベルにあわせて
[参考情報]:
・大学野球以上の競技経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(24~38 ℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居はホームステイまたは大家宅敷地内にある離れ棟。本要請ではゴールを中心に南部の地方で野球の普及を行うが、ニーズによってはコロンボで活動も行う可能性がある。