2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL10616B08)
募集終了

国名
フィジー
職種コード 職種
G102 環境教育
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/2 ・2017/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

地方自治・住宅・環境省

2)配属機関名(日本語)

ナウソリ町役場 建築・保健・環境課

3)任地( ナウソリ町 ) JICA事務所の所在地( スバ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.8 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同町は、スバ市からバスで1時間の距離にあるベッドタウンで、同町が関係する近郊エリア含めて人口は4.8万人と、人口が年々増加してきている。郊外には国際線も発着する空港があり、空路・陸路の要衝となっている。同町の保健課は、ゴミ処理事業やレストランなどにおける食品衛生、排水に関する苦情処理など、公衆衛生全体に関わるサービスを担っている。町役場全体の年間予算は450万フィジー$(約2.3億円)となっている。現在、27年度2次隊の環境教育隊員が同課で活動中である。また、同配属先には26年度3次隊シニア海外ボランティアが土木職種で派遣されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同町から排出される廃棄物は、40km以上離れたナンボロ処分場(スバ市などと共有)へ運搬し埋め立てられていて、運搬に生じるコストがかかっている状況である。2015年に移転した野菜市場からの廃棄物が増加してきているため、その削減に向け、3Rの定着化に向けた取り組みを行っている。また、地域の企業などにも分別活動の取り組みを促進するためのトレーニングも実施しており、更なる定着化を目指す必要が高いことからも今回の要請に至った。
また、JICAはフィジーをはじめとする大洋州各国を対象として「大洋州廃棄物管理改善プロジェクトフェーズ2」にて廃棄物減量化の技術協力プロジェクトを実施予定であり、情報共有をはじめとする連携した活動も望まれる。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

廃棄物管理戦略に沿い、3R推進のための以下の活動を配属先スタッフと共に行う。
1.地域関係者(野菜市場関係者、商店や関連業者)対象の3R啓発活動、キャンペーンの企画、巡回指導(分別収集への協力依頼、広報活動等)。
2.野菜市場から排出される廃棄物の削減(コンポスト化と商品化への支援)、現場スタッフに対してごみの分別回収、コンポストについての助言を行う。分別回収にいたってはリサイクルも視点に入れた取り組みを行う。
3. 小中学校や一般市民を対象とした3R推進のための啓発活動の協力(クリーンスクールプログラム等)。
必要に応じて、近隣の行政機関へ派遣されている環境教育JVや、JICAプロジェクトとも連携し、上記の活動を推進する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC(Windows機)、コピー機

4)配属先同僚及び活動対象者

保健課長・保健検査官・環境オフィサー他、合計7名 (20~50代男女:保健検査官がカウンターパートとなる予定)
同配属先全体で92名。
活動対象は、町内小売業・民間企業、野菜市場関係者、小中学校の教師ならびに生徒

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(社会経験)2年以上 備考:実践的な経験が必要

[参考情報]:

 ・環境関連活動経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35 ℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

※環境教育にかかる啓発活動経験またはコンポスト実践の経験が必要。
※配属先から提供される住居に同性のJVと2、3人で同居となるか、もしくはホームステイになる可能性がある。