2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL10616B09)
募集終了

国名
フィジー
職種コード 職種
A204 防災・災害対策
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

地方/島しょ沿海開発/国家災害管理省

2)配属機関名(日本語)

北部地区行政官事務所

3)任地( ランバサ町 ) JICA事務所の所在地( スバ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

島しょ国であるフィジーは、4つの地区(北部・中部・西部・東部)に区分されており、フィジー政府の開発計画に則り、地方村落開発のための政策、計画の策定及び事業の実施を行う。具体的には地方村落のインフラ改善のために住宅、橋などの公共施設の建設の計画や監理、地方村落への行政サービスの提供などを行っている。
配属先である当事務所は、バヌアレブ島やタベウニなど北部島しょ部を管轄し、該当地域にある3県の行政も統括している。当事務所の年間予算額は約3億7000万円となっている。同事務所にはかつて土木職種のJICAボランティアを派遣していたこともあった。

【要請概要】

1)要請理由・背景

大洋州地域は地震や津波、サイクロンといった自然災害が頻発しており、また、気候変動の影響により豪雨被害の深刻化などが予想されており、フィジーも同様に自然災害の影響を受ける可能性は高い。特に開発が進んでいない地方部においては、どのような被害が発生するのか、そのためにはどのように備えを行い、更にはどのようなインフラ整備をしなければいけないかなど未知の要素が大きい。
このような状況下、同地区管内における河川の氾濫や高潮による浸水などの影響など自然災害を抑えることを目的に、当地域行政官に向け、具体的な災害対策(災害対策物品の調達やインフラ整備等の側面)への提言を行い、また、防災対策工事の予算化に向けた助言を行うことができるようなボランティアが要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

地方や離島など、宿泊先の設備が整っていないなど厳しい地域への出張の可能性もある。

1.北部地域管轄エリアを配属先同僚等と共に巡回を行い、どのような災害リスクがあるかなど現状分析・問題点の抽出。
2.自然災害対策に向けた対策物品の導入、インフラの整備に向けた助言。
3.災害時対応計画の改善のためのワークショップの開催を支援し、関係者による対応計画の理解促進を図る。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

コンピュータ、事務用品一式、関連資材等

4)配属先同僚及び活動対象者

北部地区事務所行政長官 50代男性
行政官等 30~40代
村落住民等ステークホルダー

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:出張先での安全対策のため

[学歴]:(大卒)理系 備考:同僚とのバランス

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:業務の性質上

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

※配属先から提供される住居に同性のJVと2、3人で同居となるか、もしくはホームステイになる可能性がある。