2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL10616B14)
募集終了

国名
フィジー
職種コード 職種
H131 栄養士
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健・医療サービス省

2)配属機関名(日本語)

レブカ病院

3)任地( オバラウ島レブカ町 ) JICA事務所の所在地( スバ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 船+バス で 約 4.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先のレブカ病院は、内科、理学療法科、放射線科、歯科などを有しており、オバラウ島の2か所のヘルスセンターの他、ガウ島、コロ島など近隣の島々にあるヘルスセンターやナーシングステーションを管轄している。
配属先の職員数は約45名。これまでに、オーストラリアの援助による病院の改築や、近郊のヘルスセンターへの米国ピースコーの協力実績があるが、2016年8月現在、レブカ病院への他国ボランティアの派遣は行われていない。

【要請概要】

1)要請理由・背景

近年、大洋州諸国では、主に生活習慣病を対象とした非感染症(NCD(Non-Communicable Disease))対策に取り組んでいる。フィジーでも生活習慣病が深刻な問題となっており、食生活改善や運動促進などのプロモーションが実施されているが、コミュニティや学校など、地域への浸透は十分行えておらず、医療職員自身の肥満や高血圧も多い。栄養士JVの派遣は2014年に始まり、2016年にはフィジー各地で5名が活動している。
レブカで活動中のJVは、コミュニティや学校を巡回し、栄養状態のスクリーニングや栄養指導にあたっている。オバラウ島や近隣の島は首都から離れた小島のため、健康維持や栄養改善に関する情報共有が少ない。そのため、域内のヘルスセンターなど他の医療施設での職員や患者に対する栄養指導も期待されている。また、流通にも課題があり、野菜等の入手が限られた中での工夫が必要となる。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の栄養士の一員として同僚と共に働きながら、以下の活動を行う。
1. 学校保健プログラムや地域巡回等の機会を通じ、住民に対する栄養改善についての啓発活動を行う。
2. 外来及び入院患者に対して、食生活や栄養摂取に関する正しい知識を指導する。
3. 食材の適切な管理や調理師に対する衛生指導などを通じた、病院給食を取り巻く環境の改善を支援する。
4. 他の栄養士JV等と情報共有を行い、効果的なNCD対策に向けて協力する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

体重計、身長計など

4)配属先同僚及び活動対象者

同僚栄養士:女性、大卒、20代、経験5年程度
キッチンスタッフ:男性1名、30代、女性1名、40代

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(栄養士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への指導も必要であるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

※配属先から提供される住居に同性のJVと2、3人で同居となるか、もしくはホームステイになる可能性がある。