2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL10620A06)
募集終了

国名
フィジー
職種コード 職種
B301 土木
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

フィジー上下水道公社

2)配属機関名(日本語)

村落水衛生部 北部地域事務所

3)任地( ランバサ ) JICA事務所の所在地( スバ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同公社は、フィジーの上下水道サービスを一括して実施・管理するために上下水道局より業務を引継ぎ2010年に設立された。配属先は、同公社の中でも村落部への給水インフラを担当する部署の北部地域事務所(ランバサ町)であり、同地域の生物浄化法(EPS)の普及を担っている。北部にはこれまでに15基のEPSが村落に設置された。フィジー政府は、今後も毎年25-30基のEPSをフィジー全土に建設予定である。フィジー上下水道公社への2018年度予算は、約165.2百万USD、うち約12.7百万USDが村落部への水供給事業に割り当てられ、さらに0.68百万USDがEPS事業に振り分けられた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

生物浄化法(EPS)は、微小生物の食物連鎖メカニズムを利用した浄化システムで、電動機材、化学薬品を使用せず、低コストかつ維持管理が容易で環境負荷も小さい浄化処理法である。インフラ・運輸省は、村落部の給水に適したシステムとしてEPSを評価し、日本の協力を得て村落部への展開を続けてきた。EPS事業は、2013年1月に開始され、4回の短期専門家派遣と2回のシニアボランティア派遣によってEPSの設置が進んだ。近年、新たなEPSの設置はフィジー水道公社に移管されると共に、施工上の品質管理の向上、村落における住民による維持管理能力の向上など、人材の育成が課題となっており、JICA海外協力隊の派遣要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.北部地域の村落部において新規EPS装置の施工ならびに施工済みEPSの維持管理作業において、施工図および仕様書に沿った建設工事が実施されるようにカウンターパートと協同し、改善を図る。
2.これまでのEPS事業のノウハウや作成されたマニュアルを活用(場合によっては内容の改善、更新も)し、新規EPSの施工や維持管理作業に従事するスタッフや村落住民への技術指導・研修を行う。
3. 配属先が実施・関与するプロジェクトへ助言する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

EPS(生物浄化法)給水装置

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:配属先長30代男性(大卒)、チームリーダー20代男性(大卒)、職員(20代/大卒)。西部地区事務所9名、中央/東部地区事務所20名、北部地区事務所2名
活動対象者:北部地区事務所2名のスタッフ、施工作業員や村落住民

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:配属先の要望

[学歴]:(大卒)工学 備考:配属先の要望

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:配属先の要望

[参考情報]:

 ・施工管理経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

配属先から提供される住居に同姓のJV2、3人と同居となる可能性がある