2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL10620A08)
募集終了

国名
フィジー
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・遺産・芸術・公文書省

2)配属機関名(日本語)

コーパスクリスティ教員養成校

3)任地( スバ ) JICA事務所の所在地( スバ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.3 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

フィジーに5校ある小学校教員養成の高等教育機関のうちの1校であり、1958年にカトリック教会が主体となり設立された学校。3年制で教員は学長以下、約20名、学生は約120名(1学年1クラス)の小規模な学校であり、教員が学生をよく把握し、指導が行き届いている。学生の大半はフィジーの各地から学びに来ており、約半数の生徒が寮で生活している。サモア、トンガ、バヌアツ、キリバスからの留学生も学んでいる。運営資金はカソリック教会とフィジー政府により提供されている。現在、同配属先にはシニア海外ボランティア(2018年度2次隊、小学校教育)が活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同国では初等教育における情操教育の重要性が認識され、指導力の向上が課題となっており、2011年より小学校においては担任の教師がPEMAC教科(体育・音楽・図工)を指導、評価することが義務付けられたものの、これまでテスト教科(英語・算数・理科・社会)の指導を中心に行ってきたことから教師自身の同教科に関する知識、指導経験が圧倒的に不足している。教員養成課程においても、PEMAC教科の指導の充実が期待されている。
同校では、各学年ごとにPEMAC教科の授業を週3時間設けており、指導を行っているが、特に図工・美術を指導している教員は、同教科を専門とした教員ではないため、引き続き実践的なスキルや知識をもったJICA海外協力隊の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の教師の一員として同僚と共に働きながら以下の活動を行う。
1.同僚教師と共に小学校教諭を目指している学生に対し、図工・美術の指導を行う。
2.同僚教師と意見交換しながら、カリキュラムや指導内容の改善、教材作成などへの助言を行う
3.学生の教育実習の指導、助言、学校の行事や活動に協力する。
4.他の小学校教育隊員と情報共有を行い、協力して情操教育の向上につながる効果的な活動を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

一般的なオフィスペース、ファックス、プロジェクター
教員指導書

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
学校長(男性、60代)、
副学長(女性、60代)、
職員16名(内教員9名、40代から50代)

活動対象者:学生、教員

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)10年以上 備考:教員養成学校であるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

※配属先から提供される住居に同性のJVと2、3人で同居となるか、もしくはホームステイになる可能性がある。