2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL10620A11)
募集終了

国名
フィジー
職種コード 職種
H131 栄養士
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健・医療サービス

2)配属機関名(日本語)

レブカ病院

3)任地( オバラウ島レブカ町 ) JICA事務所の所在地( スバ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 船+バス で 約 4.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先のレブカ病院は、一般外来、専門外来(生活習慣病を含む)、産婦人科、歯科、放射線科、理学療法家、栄養科を有しており、オバラウ島の2か所のヘルスセンターの他、ガウ島、コロ島など近隣の島々にあるヘルスセンターやナーシングステーションを管轄している。配属先には2代にわたる隊員の派遣実績がある。なお、病院に対する外国援助としては、オーストラリア政府の援助による病院の改築や、近郊のヘルスセンターへの米国平和部隊の受け入れ実績がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

フィジーでは生活習慣病が深刻な問題となっており、JICAは2015年から生活習慣病プロジェクトを実施し、生活習慣病に関する政策支援や現場では食生活の改善や運動促進などに取り組んでいるが、依然コミュニティや学校など地域への浸透が十分に行われていない。栄養士隊員は2014年から2人の派遣実績がある。主にNCDsを中心とした患者への栄養指導、給食管理、ヘルスセンターでの母子栄養指導、地域での啓発活動の支援を行っている。NCDs対策は息の長い取り組みが必要であり、JICAのプロジェクトとのゆるやかな連携のもと現場での支援としてJICA海外協力隊に対する期待が高いことから、今回の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の栄養士の一員として同僚栄養士や調理員とともに協働で、以下の活動を行う。
1小学校での栄養教育活動を支援する。児童の食事の実態を把握し教員や親も含めた栄養教育を推進する。
2.地域住民に対して、高血圧、糖尿病など生活習慣病予防のための食生活改善や運動促進の啓発活動を行う。
3.NCDs患者を含む、外来及び入院患者に対して、食生活や栄養摂取に関する正しい知識を指導する。
4.栄養士のデータ管理・分析能力向上への支援を行う。
5.NCDsのプロモーション活動やイベント開催のサポートを行う。
6.他の栄養士隊員と情報共有を行い、効果的なNCDs対策に向けて協力する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

血圧計、身長計などの計測機器、啓発資料、コンピュータ、一般的な事務機器、

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:栄養士(女性、大卒、20代、経験7年)

活動対象者:小学校児童生徒、教師、PTA、地域住民、病院スタッフ

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(栄養士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)家政 備考:同僚と同等学歴のため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への指導のため

[参考情報]:

 ・データ管理・分析の知識

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

※配属先から提供される住居に、同性のJV等と2人もしくは3人で同居になる。