2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL11516B03)
募集終了

国名
ミクロネシア
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
5代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

チューク州政府

2)配属機関名(日本語)

私立ザビエル高校

3)任地( チューク州ウエノ島サプック ) JICA事務所の所在地( ポンペイ州コロニア )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.3 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

イエズス会が運営するカトリック系私立高校(4年制)。1952年設立。「有能で自覚と思いやりのあるリーダーの育成」を教育方針として、次世代の指導者を育成している。全校生徒は180名程度と小規模であるが、ミクロネシア地域全体(マーシャル諸島共和国、ミクロネシア連邦、パラオ共和国)で屈指の進学校であり、大統領をはじめとする多くの政治家や指導者を輩出。年間予算は81万6千米ドル(約9千万円)、教師は国際的なイエズス会組織から派遣される主にアメリカ人のボランティア教師によって構成されている。学年は8月下旬に始まり翌年6月上旬までとなる。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先は、歴史的に日本との繋がりが深く、現在も学校運営資金に占める日本の諸団体の寄付も大きい。更に、上智大学に2014年から進学枠を持つ。2014年~2016年の3年間には各年1名が進学。2017年から各年2名に拡大される予定。以上の背景から、日本との関係維持・強化のためにも、日本語教育ボランティアの派遣を強く要望している。
2007年までは4代にわたり、日本語教育JVが派遣され、その後は2代の青少年活動JVが日本文化紹介などの役割を担った。2011年以降途絶えていた日本語授業が、2015年7月の日本語教育SVの赴任により再開され、3・4年生を対象とした初級日本語クラスが運営されている。後任については、生活環境と他教科同僚教師の年齢層等を考慮し、JVでの要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

3・4年生を対象に、各学年2クラス、1クラス20~25名を対象に、初級日本語クラスを運営する。

上智大学に進学枠を持つものの、大多数の生徒にとっては、日本語授業は実用目的ではない。中等教育段階ならではの日本語授業の構築が期待される。現在活動中のSVが作成したカリキュラム・シラバス・教材の活用が可能。または、ミクロネシア短期大学で、協力隊員が2003年に作成し、2008年に改訂された教科書の使用も可能。或いは、新カリキュラムの立案も可能。日本語を3年生は全員必修、4年生は選択必修科目とすることが配属先より要望されているが、授業回数等も含め、詳細は赴任後に校長と協議のうえ決定する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室、プロジェクター、コンピューター・ラボ、プリンタ、絵カード、DVD『エリンが挑戦!にほんごできます。』3巻(国際交流基金発行)、女子浴衣8セット、男子浴衣3セット、書道2セット

4)配属先同僚及び活動対象者

理事長、校長、教員15名、その他職員20名
年齢18~50歳
(日本語教師は他には在籍していない)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教授法)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(短大卒) 備考:同僚の学歴を考慮

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実践的知識と技術が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~33℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

学校が市街地と離れているため、寮生活となる予定。中等教育段階での日本語教師経験があると望ましい。