2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL11523B11)
募集終了

国名
ミクロネシア
職種コード 職種
H109 診療放射線技師
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

チューク州政府保健局

2)配属機関名(日本語)

チューク州立病院

3)任地( チューク州ナンダグー ) JICA事務所の所在地( ポンペイ州コロニア )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、ミクロネシア連邦の中ではもっとも人口が多い(約5万人)チューク州にある唯一の公立病院である。二次医療の医療機関で、病院の建物自体は老朽化が進んでおり、病棟の増改築が行われている。内科、外科、小児科、産婦人科、放射線科がある。医師は13人でほとんどが総合医であり、専門医は外科と産婦人科のみ。看護師は150名、入院ベット数105床。これまで3名のJICA海外協力隊を受け入れており、診療放射線技師、看護師、臨床検査技師がそれぞれ2年ずつ活動した。前任の放射線技師(隊員)は、1993年12月から1995年12月まで活動していた。現在、放射線検査を受ける患者は、1日当たり25名から30名程。

【要請概要】

1)要請理由・背景

チューク州立病院の放射線部門では、Xray、心電図、エコー検査が可能であり、職員はバリウム検査、大腸検査、IVP検査(腎盂造影検査)を行なう医師のサポートを行っている。放射線部門の職員は4名。部門長がオーストラリアで3ヵ月(1987年)、もう一人のスタッフが中国で1ヵ月の研修をうけたのみで、他2名は現場での経験を通して技術を身に付けている現状である。部門長も短期研修を受けたのみであるため、スタッフへの技術指導は難しく、部門長をカウンターパートとして、現在技師の職務に当たっている他3名の職員の技術向上を目指し、JICA海外協力隊が要請されることとなった。放射線技師の技量を向上し、診療の質を上げ、助けられる命を増やすことを目的としている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

放射線部門で勤務する職員に対し、カウンターパートと共に以下の項目に対し、指導、アドバイスを行う。
1. X線検査の方法
2. 心電図の検査方法
3. 医療用画像管理システムのモニタリング
4. IVP(腎盂造影検査), 大腸検査、バリウム検査を行う医師に対してのサポート
5. X線、心電図、エコー検査の計測

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

プリンター、Mindray DigiEye560, Trismed Cardipia 800H

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
部門長 男性50代 経験30年以上
同僚スタッフ
男性40代 経験23年
女性40代 経験20年
女性40代 経験なし
活動対象者:患者と同僚

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(診療放射線技師)

[性別]:(男性) 備考:女性を対象とした住居等確保が困難

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚の指導をするため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】