2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL12423B18)
募集終了

国名
パプアニューギニア
職種コード 職種
D235 自動車整備
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1
自動車整備科実習場 自動車整備科実習場 自動車整備科実習場

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

東ハイランド州政府

2)配属機関名(日本語)

カマリキ職業訓練校

3)任地( 東ハイランド州ゴロカ郡ゴロカ市 ) JICA事務所の所在地( ポートモレスビー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

カマリキ職業訓練校は、東ハイランド州の州都ゴロカ市の南端に位置する高等職業訓練校(グレード10~12:日本の高校1年~3年生、および一般入学者対象)であり、自動車整備科、コンピュータスタディ科、木工科、電気機械科、会計科、観光科など、16のコースを有している。職業訓練校として国内でもトップレベルの規模を誇り、EUやPNG政府からの支援により5棟の実習場や、実習工具等が供与されている。同校の年間予算は約6,000万円で、生徒数は約1,000人、教職員は58人が所属している。これまでにJICA海外協力隊の受け入れ実績は無いが、ドイツからのボランティアを定期的に受け入れている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同配属先に所属する生徒1,000人の内、半数の約500人は自動車整備科に所属している。EUからの支援により2018年に大型の実習場5棟の建設と自動車整備用工具が供与された。しかし、その中には現在の自動車整備科の教員達も取扱いが分からない機器や工具も多く含まれており、供与後も使用されずに実習場で保管されている。
JICA海外協力隊の派遣を行う事により、EUにより供与された様々な機器や工具が適切に使用され、同校の自動車整備科の実習が高いレベルで実施されることになり、生徒たちのスキルアップにより職業選択の幅が広がり、就職率の向上等に貢献することが期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の同僚とともに下記の活動を行う。
1. 自動車整備科の整備実習授業を週4~8コマ程度(1コマ40分~70分)行う。
※実際の実習内容やコマ数は、EUからの供与機材等を確認した上で配属先と相談しながら決定する。
2. 他の自動車整備科の教員に対し、効果的な授業や実習の実施アイディアを共有する。
3. 隊員の希望や適性に合わせ、整備以外の科目(塗装や板金など)の授業のサポートを行う。
4. 可能であれば生徒および保護者、教員に対し、日本文化を紹介する為のイベントを他の隊員と協力しながら実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

油圧プレスマシン、コンプレッサー、溶接機、エンジン模型、光軸ゲージ、スタッドエクストラクター、各種工具

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
マネジャー(校長):男性50代、短大卒
カウンターパート:男性50代、短大卒
その他教員:44人、30代~60代
【活動対象者】
自動車整備科の生徒約500人

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士以上)

[性別]:(男性) 備考:安全管理上の理由

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:教材や指導方法の紹介も行う為

[参考情報]:

 ・自動車板金溶接や塗装の経験があれば尚可

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

赴任後、現地語研修(ピジン語)を行う。住居は任地内の借り上げ住宅を想定。任地は不定期な停電・断水がある。PNGにおけるJICAの協力の一部をさかなクンが紹介